公園緑地における放射線量低減対策について
更新日:2017年6月28日
低減対策について(一般の公園緑地)
松戸市で管理している約350箇所の公園緑地を対象に実施しています。
測定高を砂場は地上から5cm、その他は地上から50cmとして、毎時0.23μSv/h未満になることを目標とします。(「松戸市放射能対策総合計画」より)
平成23年度から24年度までの取組み
- 詳細測定(スポット調査)は、砂場、遊具の下、U字溝や集水マス、広場、樹木の根元などで、平成23年11月に実施しました。
- 除染方法は、砂場は砂の入れ替え、遊具の下や広場などは天地返しや表面切除などの対策を行いました。第一段階は、砂場、遊具の下、U字溝や集水マスなどを対象に、第二段階は、広場を中心として、平成23年12月5日より実施し、平成24年度内に対象の公園緑地の除染作業を完了しました。
- 放射線量の定期測定を実施し、再び指標値(0.23μSv/h)を超えた場所について除染を行っています。
- 1回目の定期測定では、全体の0.7%のポイントで指標値を超え除染を行いました。
- 2回目の定期測定では、全体の僅か0.1%のポイントで指標値を超え除染を行いました。(雨などにより周りの土砂等に付着した放射性物質が集められ、低い場所に溜まり、再び放射線量が上がったものと推測されます。)
- 除染作業で発生した土壌等は、市が公園内において適切に管理(埋設保管等)しています。なお、定期的に保管箇所の空間放射線量を管理し、安全に努めていきます。また、本市が除染等の措置等を実施した際に発生する除去土壌の処分は、その最終処分について国の責任を果たすよう、引き続き求めてまいります。
平成25年度以降の取組み
- 年1回の測定を実施し、指標地を超えている箇所があった場合は、除染作業を行う等、適宜対応します。
※ 定期測定による除染の結果は、下記関連リンクを参照して下さい。
低減対策について(21世紀の森と広場)
詳細測定(スポット調査):実施済
- 放射線量マップを作成し、公園内やホームページでお知らせしています。
- 測定高は、地上から50cmです。(「松戸市放射能対策総合計画」より)
除染作業
- 除染作業を実施していくにあたり、目安とする空間放射線量の数値を0.23μSv/hとします。(「松戸市放射能対策総合計画」より)
- 園内の主な園路、広場の除染は、平成24年度までに作業を終えていますが、平成25年度以降も放射線量の計測は継続して行っています。
- 一般利用者が立ち入らない部分(園内の樹林地や自然観察路周辺の湿地など)は除染を行いません。これらの部分では、空間放射線量が指標値を上回っている可能性もあります。
- 大雨などの影響により細かい粒子に付着した放射性物質が一箇所に集められ、部分的に指標値を超える箇所ができる場合があります。そのような箇所は発見次第除染を行います。
関連リンク
