松戸市は「二十世紀梨」の原産地です。この梨は、明治21(1888)年に大橋村(現在の二十世紀が丘梨元町)で、当時13歳の松戸覚之助によって偶然苗木が発見されました。この梨は、果皮が青く果肉が白く上品な甘みでみずみずしく、二十世紀を代表する品種になってほしいという期待を込めて「二十世紀梨」と命名されました。松戸市内ではほとんど栽培されなくなりましたが、当公園のみどりの里の一部に5本の苗木を定植しました。普段は鳥獣害対策等のためネットで囲まれて立ち入ることができませんが令和6年4月29日から同年5月6日までは自由に間近で観賞していただけるようにします。また、 松戸市立博物館内主題展示では、「二十世紀梨」の保存処理された原木と歴史を紹介していますので合わせてご覧いただければ幸いです。
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