
春、サクラのソメイヨシノの咲くころに、キブシも咲きだします。北海道から沖縄、小笠原に至る地域で見られます。山中の林や沢筋、海岸沿いなどで普通にみることができます。他の花木の花や葉に先だって咲くため、目に入りやすいです。黄色のつぼ型の花が連なり、房状になって垂れ下がり、4~10センチメートル位の長さになります。雌雄異株の落葉木で、花後にできる実は、はじめは緑色をしていますが、やがて熟すと黒色になります。この実はタンニンを多く含み江戸時代の婦人のお歯黒の原料として高価なヌルデの五倍子(ぶし)の代わりとして使われました。そのため、漢字で木五倍子(キブシ)と書きます。ゆいの花公園のものは花色が赤紫色になる品種です。






