赤い羽根共同募金~じぶんの町を良くするしくみ~
更新日:2024年3月25日
「共同募金」とは
共同募金は、市民自らの行動を応援する、「じぶんの町を良くするしくみ。」です。
さまざまな地域福祉の活動に取り組む民間団体を支援します。
共同募金と赤い羽根
「赤い羽根募金」と聞くとピンとくる方も多いのではないでしょうか。
「共同募金」の愛称として、「赤い羽根募金」と呼ぶことが多くあります。
1948年ごろ、アメリカで水鳥の羽根を赤く染めたものを募金運動に使っていたのをヒントに、日本でも、不要になった鶏の羽根を使うようになりました。
「赤い羽根」は、運動が始まったころは、寄付をしたことを表す印として使われましたが、現在は「共同募金」のシンボルとして、「じぶんの町を良くするしくみ。」を応援しています。
募金の種類
「赤い羽根募金」で有名な共同募金ですが、ぜんぶで2つの大きな募金が存在します。
「赤い羽根募金」と、もう一つは「歳末たすけあい募金」です。
どちらも地域福祉活動に必要な資金を集めるものですが、「歳末たすけあい募金」は特に、新たな年を迎える時期に、支援を必要としている方々が安心して暮らすことができるよう実施している募金運動です。運動期間も、「赤い羽根募金」の運動期間は10月1日から翌年の3月31日であるのに対し、「歳末たすけあい募金」は12月の1か月間です。
なお、松戸市で寄付されたお金のうち、「赤い羽根募金」は70%、「歳末たすけあい募金」は100%が松戸市の福祉活動のために使われます。「じぶんの町を良くするしくみ。」というテーマもここからきているんですね。
災害へのとりくみ
共同募金は、災害にも役立っています。
災害準備金 ~「もしも」に備えて~
全国の都道府県共同募金会では、災害が発生した後、すぐに支援を行えるように、募金実績額の3%を「災害準備金」として積み立てています。
大災害が起きたときにはこの積立金を取り崩して、被災地(災害援助法の適用を受けた地域)で、被災された方とボランティアをつなぐ「災害ボランティアセンター」の運営支援や、福祉施設などの復旧支援等のために使われます。
災害はいつどこで発生するかわかりません。共同募金を行う都道府県の区域外で発生する可能性もあります。ですので、この「災害準備金」は、区域外で発生した災害についても搬出することができます。
災害義援金 ~「そのとき」が来たら~
被災された方へのお見舞金として、自治体を通じて届けているお金です。
「災害ボランティアセンター」や福祉施設などに対する支援に使われる「災害準備金」に対し、「災害義援金」は被災された方個人に対して支援されます。
現在、受付を行っている義援金は義援金・救援金についてをご覧ください。
令和4年度 赤い羽根共同募金実績
松戸市内における募金実績額をご報告いたします。
募金にご協力いただきました皆様に対し、改めて厚く御礼を申し上げます。
実績合計 34,758,606円
- 赤い羽根共同募金
22,161,713円 - 歳末たすけあい募金
12,596,893円
令和4年度赤い羽根共同募金結果報告書
令和4年度 歳末たすけあい募金結果報告書
募金のつかいみち
松戸市内で集まった共同募金(赤い羽根募金・歳末たすけあい募金)は、以下のような福祉活動に使われています。
赤い羽根募金運動(10月1日から3月31日)のつかいみち
高齢者事業
- 結婚50年記念事業
- 松戸市はつらつクラブ連合会助成金
障害児者事業
- おもちゃの図書館・病院事業
児童・青少年事業
- 遺児への修学旅行費助成金
福祉育成・援助活動事業
- 松戸市福祉大会の開催
- 福祉活動団体助成金
ボランティア育成事業
- グラウンドゴルフ大会
地区社協主催事業
- ふれあい会食会、ふれあい・いきいきサロン、子育てサロン等
歳末たすけあい募金運動(12月1日から31日)のつかいみち
- 生活困窮世帯への配分
- 施設入所者・福祉施設への配分
- 地域在宅福祉活動への支援
- ネットワーク事業 15地区社協(会食会・サロン事業等)
- 障害者関係団体
- ボランティア団体
- 高齢者助け合い活動
- 障害者週間福祉バザー「ふれあいフェスティバル」
※ 共同募金のつかいみちは 赤い羽根データベース「はねっと」(外部リンク)からもご覧いただけます。