山口正城(やまぐち・まさき)1903~1959 画家
1903(明治36)年1月、北海道旭川市に生まれる。
1923(大正12)年、東京高等工芸学校図案科に入学。在学中、音楽クラブをつくり、度々音楽会を開く。
1926(大正15)年、東京高等工芸学校卒業。同年4月大阪市立工芸学校(現大阪市立工芸高等学校)に勤務。
1937(昭和12)年、第1回自由美術家協会展入選。
1939(昭和14)年、京都市立第二工業学校へ転任。
1947(昭和22)年、滋賀県高宮木工補導所長となる。
1948(昭和23)年、大阪市立工芸高等学校に復帰。同年東京工業専門学校教授となる。
1949(昭和24)年、千葉大学工芸学部助教授となる。
1952(昭和27)年、千葉大学工学部工業意匠学科教授となる。
1953(昭和28)年、日本アブストラクト・アート・クラブの設立に参加。デザイン学会の設立に参加。
1954(昭和29)年、日米抽象美術展出品。第1回現代日本美術展出品。
1957(昭和32)年、世界の中の日本抽象美術展出品。
1958(昭和33)年、抽象絵画の展開展出品。
1959(昭和34)年、難波田龍起、西田信一、小野忠弘、昆野恒、稲田三郎とともに自由美術家協会を脱会し、日本抽象作家協会を結成。同年没(享年56)。
1980(昭和55)年、山口正城作品展が福岡市美術館にて開催。
