【終了しました】令和4年度協働事業講座「多文化共生が未来のカギ~地域で支える子どもの育ち~」講師プロフィール
更新日:2024年6月19日
講師プロフィール
ブルガリアから松戸へ ~ちゃんこ鍋とヨーグルトって意外と合うんです~
鳴戸師匠 鳴戸勝紀(元大関 琴欧洲)さん
1983年ブルガリア共和国生まれ。
ヨーロッパ相撲選手権3位の実績などを持ち、19歳で来日。佐渡ヶ嶽部屋(松戸市)に入門。入門から19場所で大関に昇進するなど、数々のスピード出世記録を更新。
2008年5月場所で、ヨーロッパ出身力士として初の幕内優勝。2014年3月引退。
2017年4月、鳴戸部屋を興し、独立。2019年4月、東京都墨田区に新鳴戸部屋を竣工。鳴戸部屋の師匠として、弟子を指導している。
アフリカ少年が日本で育った結果
撮影:東京新聞
漫画家 星野ルネさん
1984年カメルーン生まれ。
母の結婚に伴い4歳で来日し、兵庫県姫路市で育つ。
高校卒業後、兵庫県内で就職したが自分の生い立ちが人々の関心や共感を集めることを発見し、25歳で上京。
タレント活動の傍ら、ツイッター上で発表していた自分の日常のエッセイ漫画が話題に。
2018年8月『まんが アフリカ少年が日本で育った結果』(毎日新聞出版)。
現在、毎日小学生新聞にて「アフリカ少年!毎日が冒険」連載中。
外国人の子どものためやさしい日本語
やさしい日本語アドバイザー 黒田 友子 さん
山口県宇部市出身。
大阪外国語大学国際文化学科日本語専攻(ビルマ語専攻語)を卒業。
大学時代は外国にルーツを持つこどもへの日本語ボランティア団体に所属。
現在はやさしい日本語アドバイザーとして区役所や民間企業、医療従事者向けの研修等で講師を務め、やさしい日本語の普及・啓発活動を行なっている。
国立国際医療研究センター国際診療部と医療者向けの「やさしい日本語(医療)サポーター/インストラクター/トレーナー養成講座」を開発・開催。
「共存」から「共生」へ 外国人住民を交えた地域づくり
撮影:浅野剛
芝園団地自治会事務局長 岡崎 広樹 さん
1981年生まれの41歳。
現在、芝園団地自治会の事務局長を務める。
2014年に、当時は入居者の半数程度が外国人住民の「芝園団地」に移り住み、外国人住民を交えた地域づくりに取り組んできた。その取り組みは、「コミュニティーが直面する課題に対応する多文化共生の先進的事例」と評価されて、2017年度国際交流基金「地球市民賞」を受賞した。
主な著書には、外国人集住団地-日本人高齢者と外国人の若者の“ゆるやかな共生”(扶桑社新書)がある。
※氏名の「崎」は、正しくは「たつさき」です。
日本語を学ぶ外国人をどう支える?
東京外国語大学准教授 小島 祥美 さん
小学校教員、NGO職員を経て、一地方自治体(岐阜県可児市)の全外国籍の子どもの就学実態を日本で初めて明らかにした研究成果により、同市教育委員会の初代外国人児童生徒コーディネーターに抜擢。大学生のボランティア活動や地域との連携を推進する教育センター(CCC)開設に伴って愛知淑徳大学に着任し、交流文化学部教授を経て、2020年9月より現職。
文部科学省「外国人児童生徒等教育アドバイザー」の一人。
現在は外国につながる子どもの保護者らと地域で交流しながら子育て中。