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広報まつど2023年10月15日号 スポーツクライミング 日本代表・藤野 柊斗さん

更新日:2023年10月15日

高さ15メートルの「壁」を誰よりも早く駆け登るために

スポーツクライミングスピード種目日本代表(東洋大学1年)・藤野(ふじの) 柊斗(しゅうと)さん

「クライミングは何といっても登れた時の達成感が魅力です」と爽やかに語るのは、スポーツクライミング日本代表として世界を舞台に挑戦を続けている市内出身の藤野柊斗さん。昨年8月にアメリカで行われたクライミングユース世界選手権(U-20)のスピード男子ジュニアに出場した藤野さんは、破竹の勢いで勝ち上がり金メダルを獲得。日本人が世界ユースで初めて頂点に立つという快挙を成し遂げました。


小さな頃から木登りが大好きだったという藤野さんは、「小学校の帰りには、友達といつも近所のもくれん公園の木に登って遊んでいました」とやんちゃだった面ものぞかせながら、「小学3年生のときから二ツ木にあるスポーツクライミング施設に通うようになり、競技として登ることの面白さを知りました」と振り返ります。

人工のホールド(突起物)を掴みながら壁を登っていくスポーツクライミングには3種目の競技がありますが、藤野さんが専門にするのは「スピード」の種目。複数のコースをどれだけクリアできたかを競う「ボルダリング」、どれだけ高くまで登ることができたかを競う「リード」の2種目とは異なり、「スピード」は同じ条件の壁をどれだけ早く駆け登れるか″を競い合う競技で、男子ではわずか5~6秒で15メートルの壁を駆け登ります。

「負けず嫌いな性格なので(笑)、周りの選手と切磋琢磨しながらタイムを縮めることに特に魅力を感じます」と、ひと息の勝負に全力を注ぐ藤野さん。世界各地で開催されているワールドカップでは世界のトップ層との実力差を感じることもあるそうですが、「世界で通用するように他の選手以上に努力を積み重ねて自己ベストを更新していきたいです」と、さらなるステップアップを目指します。
目標に向けてひたむきに駆け登り続ける藤野さん。その手が次の頂き″に届く日も、そう遠くはないかもしれません。


競技に臨む藤野さん

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