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広報まつど2023年3月15日号 山田 隼人さん

更新日:2023年3月15日

巡り合わせを大切に素材とおいしさにこだわる

Patisserie(ぱてぃすりー) Hayato(はやと) Yamada(やまだ)山田(やまだ) 隼人(はやと)さん

「自分が一番良いと思った素材を使って、一番おいしいと思うものを提供したいんです」と笑顔を見せるのは、洋菓子店「Patisserie Hayato Yamada」のオーナーシェフ山田隼人さん。「ペニンシュラ東京」や「ルワンジュ東京」など、都内の有名店で10年以上パティシエとしての経験を積み、2018年に北総線秋山駅近くに自身のお店をオープンするや、瞬く間に行列のできる人気店となっています。
 人気の秘密は一切の妥協を許さない味へのこだわり。例えばケーキに使用するいちごは、ペニンシュラ東京で働いていたときにあまりのおいしさに衝撃を受けたという茨城県産のものを、自身で現地に足を運び今も同じ農家さんから仕入れています。素材だけでなく作り方をも追求する山田さんは、「ショートケーキはケーキ屋の顔なので、オープンしてから何回も改良しています」と、生クリームの脂肪分や泡立てる速度や時間、卵などの材料のわずかな温度管理など繊細な改良を重ねます。「今のショートケーキが一番おいしいですよ」と話すその表情からは、山田さんの努力の積み重ねが垣間見えます。地元の食材も積極的に取り入れています。「地元の食材を使うことで農家にもお店にも宣伝効果がありますからね。お互いがプラスになれば一番良いじゃないですか」と話す山田さんのお店には、新松戸産のレモンを使用したレモンケーキ「松戸レモン」や、市内農園のシャインマスカットを使用したタルトなど、旬の地元食材でおいしさも品質もこだわった商品が並びます。
 百貨店各社でクリスマスケーキやバレンタインのチョコを販売する同店ですが、「大手メーカーと比較されてしまうので、もっと知名度を上げてブランド力を高めたいですね」と課題を感じています。「自分の作るスイーツをおいしいと思ってくれた人にSNSなどで拡散してもらえるよう、アプローチの方法を考えています」と今後の展望を教えてくれました。
 市とドミニカ共和国コンスタンサ市とのパートナーシップ協定締結を記念した、同国産のカカオを使用した「まつどオリジナルスイーツ」の企画(左記参照)にも快く協力してくれた山田さん。地元だけでなく遠く離れた国であっても、「現地のカカオ農家さんに少しでも還元になるなら。せっかくなのでドミニカ共和国のコーヒー豆も使いたいです」と、世界的な視野で人との巡り合わせを大切にしながら、新しい素材でいかにおいしいものを作るかを模索する山田さん。その底知れぬ探究心によって、今日もその日一番おいしいスイーツたちが店頭に並びます。

お問い合わせ

総合政策部 広報広聴課(広報担当)

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7320 FAX:047-362-6162

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