令和7年「冬の全国交通安全運動」を実施します
更新日:2025年12月1日
実施要綱
運動期間
令和7年12月10日(水曜日)から12月19日(金曜日)までの10日間
目的
スローガン
~ 飲酒運転は絶対しない させない 許さない ~

年末は、飲酒の機会が増え、飲酒運転による交通事故の発生が懸念されます。さらに、この時期は、日没が早く日の出も遅いことから、夕暮れ・夜間・明け方の交通事故の増加も心配されます。運動期間中に、交通安全教育や広報啓発活動を集中的に展開することにより、県民一人一人が交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを実践し、交通事故の防止を図ることを目的に実施します。
運動の重点目標と推進事項
1.飲酒運転の根絶に向けた取組の推進
飲酒運転は、いまだに後を絶たず、運転者だけではなく家族や周りの方まで不幸にするとても悪質な行為です。家族、職場、地域において、飲酒運転の危険性について共有し、みんなで「飲酒運転は絶対しない、させない、許さない」社会を実現しましょう。
【推進事項】
(1)「千葉県飲酒運転の根絶を実現するための条例」の周知と「千葉県飲酒運転根絶計画」で定められた目標の達成に向けた取組の推進
(2)事業者、飲食店に対する飲酒運転根絶宣言の積極的な働き掛け
(3)飲酒運転や周辺者三罪(同乗罪、車両提供罪、酒類提供罪)の取締りによる悪質運転者の排除
(4)ハンドルキーパー運動の普及促進
2.夕暮れ、夜間、明け方における交通事故防止
年末は、夕暮れ、夜間、明け方の交通事故が増加する傾向にあります。特に、午後5時台における高齢者歩行中に係る重大事故が増加します。みんながともに交通事故防止の意識をもって安全行動を心掛けましょう。
【推進事項】
(1)歩行者の交通ルールの理解、遵守の徹底
- 歩行者による横断意思の明示(手を上げる、手で合図するなど)
- 横断歩道を渡る、信号を守ること等の基本的な交通ルールや歩きスマホの危険性の周知
- 「キラリアップ☆ちば」による反射材の着用促進(キ:危険を回避、ラ:ライトアップ、リ:リフレクター(反射材)やLEDライト)
- 高齢者に対する参加、体験、実践型の交通安全教育の推進
(2)運転者の歩行者優先意識等の徹底
- 「ゼブラ・ストップ」の徹底
- 歩行者優先意識、信号無視、一時不停止など、基本的な交通ルールの遵守の徹底
3.自転車の交通ルールの理解、遵守の徹底とヘルメットの着用促進
令和8年4月1日から、自転車の交通反則通告制度が導入され、交通違反で検挙された後の手続きが大きく変わります。また、令和7年の千葉県における自転車乗車中のヘルメット着用率は、全国平均21.2パーセントに対して7.9パーセントと低い状況です。命を守るため、ヘルメットを着用しましょう。
【推進事項】
(1)自転車利用時の交通ルールの理解・遵守の徹底
- 基本的な交通ルールの周知
- 改正道路交通法「酒気帯び運転」「ながらスマホ」の広報啓発の推進
- 令和8年4月1日施行される16歳以上の交通違反に対する交通反則通告制度の周知
- 自転車損害賠償保険への加入・定期的な点検整備など「ちばサイクルール」の周知
- 自転車運転者講習制度の周知
(2)自転車利用時の乗車用ヘルメット着用促進
- 全ての自転車利用者の乗車用ヘルメットの着用促進
- 乗車用ヘルメット着用の必要性・効果に関する理解を深めさせる交通安全教育の推進

令和5年4月1日からすべての自転車利用者に対して乗車用ヘルメットの着用が努力義務となりました。ヘルメットを正しく着用し、大切な命を守りましょう!


