展示案内
令和6年度 館蔵資料展・企画展
館蔵資料展「たてたて あなあなー竪穴建物の世界」
内容
竪穴建物は、地面を掘り下げて床を作った建物です。世界各地でみられましたが、日本ではおもに10000年前(縄文時代)から1000年前(平安時代)の非常に長い間使われ、日本家屋の源流の一つにもなりました。松戸市内でも、1000を越える竪穴建物が発掘調査によって見つかっています。
今回の展示では、市内でみつかった竪穴建物を中心に、出土した資料や写真から古代の竪穴建物を紹介します。
しかし発掘した考古資料だけでは、建物の地下部分しか分からないのが実情です。そこで、世界各地で記録された実際の竪穴建物の古写真・絵画パネルなどを展示し、竪穴建物の全体像をイメージできるようにしました。
また、紙や模型などで竪穴建物を作るコーナーなど、お子さんも楽しく学べる空間も併設しています。
出土資料やパネル、工作を通じて、竪穴建物の世界をお楽しみください。
開催期間
令和6年4月27日(土曜)から同年6月2日(日曜)まで
開館時間
午前9時30分から午後5時(入館は閉館の30分前まで)
休館日
毎週月曜日、5月24日(金曜)
場所
博物館企画展示室
観覧料
無料
関連行事
講演会
学芸員講演会「民族誌からみた竪穴建物」(友の会共催)
- 講師:藤原哲(当館学芸員)
- 日時:5月19日(日曜) 13時から15時
- 会場:松戸市立博物館講堂
- 費用:無料
- 定員:75名
- 申込:4月12日から5月1日(水曜)までに、市ホームページまたは往復はがき(1人1枚)に郵便番号・住所・氏名(ふりがな)・電話番号・返信用宛名を記入して、「5月19日学芸員講演会」係へ
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