このページの先頭です
このページの本文へ移動

先輩職員からの話 その2

更新日:2019年5月16日

街づくり部街づくり課(平成28年度採用 上級技術職(建築)採用)

自己紹介

 
 まず簡単な自己紹介と松戸市を志望した経緯、みなさんが一番気になさっているであろう面接試験についてお話したいと思います。
 私は平成28年度に建築職として入庁し、「街づくり課」へ配属され今年で3年目となります。学生時代は建築を勉強しており、膨大な課題を時には徹夜で白目を向きながらこなす傍ら、塾講師のアルバイトをする生活を送っていました。
 私がなぜ公務員を目指し、松戸市を受験したかといいますと、両親が公務員であるため「公務員」という職種が身近であったこと、また、私自身が松戸市生まれ松戸市育ちであったからという何とも単純な理由になります。理由は単純ですが、松戸市職員として働きたい思いや意欲は満ちていましたし、採用面接においてもその思いを率直に伝えたことを覚えています。
 ここで皆さんの中で「松戸市に縁もゆかりもないけど大丈夫かな?」「どうやって面接に挑もうか」と少し心配なさっている方、気になっていらっしゃる方もいらっしゃるのではないでしょうか。たしかに、松戸市へのゆかりや何か関係性があるに越したことはありません。事実、私自身がそれを武器としました。ですから、もしあるのであれば存分に活用してください。ですが、本当に大事なのは自分が、また、自分の長所が松戸市職員として従事する上でどう生かされ、どう松戸市に貢献できるのかを伝えることだと思います。私自信も、社会人として踏み出すにあたり「自分」を見つめ直し、また、家族、友人等の他人から見た「自分」について教えてもらうことで自己分析を行い、より印象に残る自己アピールができるように努めました。松戸市についての知識や興味ももちろん大事ですが、「自分」がどういう人間なのかと自分らしさをアピールすることも志望動機に厚みを持たせることができると思うので、とても重要であると感じました。

担当業務について

 続いて、現在私が所属している「街づくり課」の業務の概要について紹介したいと思います。
 ひとえに“街づくり”といっても、“子育てがしやすいまちづくり”や“観光のまちづくり”といったことに用いられる“まちづくり”とは異なり、主に建物などのハード面を整備する意味として区別されます。ですので、松戸市役所で働く上では全てが“まちづくり”につながると言えます。では“街づくり”課では何をするのか。難しく言うと、「駅周辺市街地の整備や地域の街づくり計画の立案・調整をする部署」、簡単に言うと、「多くの人々の生活の中心である主に駅の周りをより便利に、より生活しやすくするために綺麗に整備し、賑わいを生み出すための計画をする部署」になります。
 みなさんは松戸市の中心駅である「松戸駅」をはじめ、各駅周辺をご覧になっていかがでしょうか。松戸は近隣市町村と比べ、早くして「街」が出来上がったこともあり、もちろん全部が全部ではありませんが駅前に古く老朽化したビルなどが立ち並んでいたり、また、駅前にも関わらず住宅や空き地などが占めていたりと、本来あるべき機能や土地の有効活用が図られていないところが多く見受けられると思います。私も高校生や大学生の時に友人から「船橋とか柏、市川は駅前に綺麗な商業のビルがあったりして賑わっているのに比べて、松戸はイマイチだよね」とよく言われていましたし、その時言い返せなかったのも正直なところです。街の玄関である駅前がこうした状況ですと、街そのもののイメージ低下にもつながりますし、それが結果的に松戸市の経済にも影響してくる話にもなります。

 次に現在所属している下水道維持課の業務についてです。皆さんは下水道を聞くと汚いとか臭いとかネガティブな言葉しかでてこないと思います。下水道は皆さんが生活していく上で、なくてはならない重要な社会基盤の一つです。そもそも下水道のしくみを説明します。皆さんがおうちや学校などで使った生活排水は道路の下に埋まっている下水道管に流れます。その排水は下水処理場に流れ着き、きれいな水に処理されたのちに川・海に放流されます。下水道によって都市衛生や川・海の水質保全が守られています。
 下水道維持課はこの下水道施設の維持管理を行っています。その中でも私はマンホールや下水道管の維持管理を担当しています。
その維持管理の一例を紹介します。下水道管は人工物であるいじょう様々な外的要因によって劣化します。毎年下水道管整備から20年くらい経過した管を対象に、劣化状況の調査を行っています。調査をするために、スクリーン左上のようにマンホールから自走式のカメラを入れます。カメラを入れると様々ことが分かり、例えばそこからひび割れが見つかったりします。そのままにしておくと下水道管は壊れて、道路の陥没などの被害が発生してしまうので、ひび割れを直す工事を行ったりします。
 一方で下水道維持課は苦情対応が非常に多いです。苦情の一例を紹介します。この苦情はマンホールから水がでているといった内容でした。こういった苦情があれば勤務時間外・休みの日であっても現場に向かわなければなりません。
 現場についたら、原因を探ります。例として管口が油類のかたまりで詰まっていること等の原因があります。原因がわかったら、業者を呼び清掃を依頼します。ちなみに業者へ支払う費用は作業1時間あたり何万円もします。下水道維持課では、このような突発的な対応もしなければなりません。
 私が経験した都市計画課と現在いる下水道維持課の比較です。仕事の視点でみると地図の上から松戸市全体を考える都市計画課、一方で下水道維持課は、ひとつひとつの現場での対応と全く異なります。
 仕事の判断についても、都市計画はさまざまな角度から検討し業務を進める為、長期的になります。一方下水道維持課は、現場で原因を特定し、その場で何をしないといけないかを判断します。
 最後に仕事の成果についてですが、都市計画課の仕事の成果は見えにくいと思います。というのも、計画を策定することが成果とも捉えることもできますが、実際はその計画が街の変化に現れるのは何年・何十年も先のことだからです。一方、下水道維持課の仕事の成果はすぐ見ることができます。
 このように同じ松戸市役所なのに部署が変われば仕事の性質が180度異なります。それぞれの部署の性質にアジャストしていくことは大変ですが、様々な考え方を学ぶことができます。様々な部署を経験することで考え方や物事を見る視野を広げることができると思います。
街づくり課ではこのような問題を解消し、松戸市の古くなった街の更新を図り、都市としてのレベルを上げていくために、市内の各地にて行政としての街づくりの計画を行っています。街づくりの計画といっても、単純に机の上で描くだけでなく、各地域における課題を洗い出し、街(地域)の発展のため果たして何が必要なのかを調査・研究していくことで、街の理想像を描いていきます。ただ、ここで忘れてはいけないのは、街づくりは決して行政単体で行うのではなく、そこに住む方々や関係のある人々と一緒になって計画を検討していくことです。私たち行政が良い計画を立てたからといっても、それはあくまでも人様の土地に対して計画をしているだけであるため、当然その土地の所有者である主に住民の方々の意見を聞いていかなければいけませんし、また、計画が本当にその地域に必要なものであるのか、近隣住民の方々が求めるものなのかを判断することができないためです。そのため、直接街づくりの説明を行ったり、街づくりに対するアンケートを行ったりすることでその地域の方々の意見を集約し、計画に盛り込むことでよりよい街づくりを図っていくことが重要になります。
 このように、市民(住民)の方々と触れ合う機会が意外と多くあるのも街づくり課の特徴であるといえます。当然、そこに長年住む方々からしたら住まいの環境が大きく変わることになるので、不安に思う方も多いかもしれません。その結果として、街づくりに対して良い意見ばかりでないのも正直なところです。ですが、柏や流山といった近隣市町村が都市として、街として目覚しい成長を遂げている傍ら、私たち行政がただ黙って見ているわけにもいきません。松戸市の発展のためにも、市民の方々との関係を築いていきながら、これからもよりよい街づくりに努めていく次第です。

職場の雰囲気

 次に職場の環境や雰囲気についてお話します。私が所属している街づくり課の上司・先輩はみな尊敬できる方々ばかりで、日々の中でわからないことがあっても丁寧に、こちらの目線に立って教えていただけるので、若手の私でも心置きなく仕事に取り組むことができています。また、職員同士の仲もとても良好です。仕事帰りにご飯に行ったり、飲みに行ったりし、仕事での相談などももちろん、プライベートのことも話したりします。また、休日も一緒にサーフィンに行ったりして過ごしています。ですので、良い意味で上司・部下の垣根を越えた関係だと感じています。また、このように仕事外での関係が充実していることが結果として、一緒に仕事をしていく上でもとても大事なのではないかと思います。
 職場の意味を松戸市役所全体まで広げてみても、部署対抗のソフトボール大会やボウリング大会、各大学のOB会による親睦会など、部署を超えた交流の機会も多くあり、職員同士の関係を広げることができます。また、同期との繋がりもとても強いと感じます。プライベートでも飲みに行ったり旅行に行ったりして楽しみがらも、同期だからこそ相談できることや別々の分野に勤める各々が日々の業務で感じていることについて語り合ったりもするのでとても勉強になったりもします。
 このように松戸市役所は全体を通して、縦にも横にものつながりが深い組織であると感じることがとても多いです。

市役所職員の経験を通じて

 市役所職員として従事する上で、思いやりや情はとても大事です。ですが、市役所の仕事は常に法律や条令、規則などに基づいて行われます。そのため、市民の方々の要望全てにお答えできるわけではなく、時にははっきりと「できません」と言わなければいけないときもありますし、それにより厳しいお言葉をいただくこともしばしばあります。ですが、ただ単に「そういう法律なのでできません」と言うのではなく、「こうすれば、こういうことならできますよ」と丁寧にかつ柔軟に、弾力的に対応することでご理解いただけることもあります。
 私たち市役所職員を含め、“公務員を”見る世間の目は思っているよりもずっと厳しく、冷たいものであり、松戸市役所においてもいらっしゃる方の全ての方が松戸市役所を良く思っているわけではないものまた事実です。とある市民の方にとっては対応した職員が松戸市役所の代表であり、松戸市そのものです。ですから、私たち一人ひとりがそのことをしっかりと理解し、誠実に市民の方々の対応をしなければいけません。こうした対応を心がけることで、「松戸市の職員は丁寧」「役所も捨てたもんじゃないな」などと思ってくださる方も増えていくと思いますし、それがよりより松戸市をつくり上げていくことにつながると信じています。
 最後になりますが、松戸市が成長していくためには皆さんがこれまで培ってきた様々な知識や経験がきっと必要となりますので、是非とも一緒にまちづくりをしていきましょう。来年、皆さんとご一緒できることを楽しみにしております。お体に気をつけて頑張ってください。


※職員の所属名称は、説明会開催時のものとなっております。

お問い合わせ

総務部 人事課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館4階
電話番号:047-366-7306 FAX:047-366-5674

本文ここまで