このページの先頭です
このページの本文へ移動

先輩職員からの話 その1

更新日:2019年5月16日

市民部市民自治課(平成25年度採用 上級事務職採用)

自己紹介

 私は、福島県出身、今年度で入庁6年目、建設部下水道維持課料金担当室、被災地派遣先であるいわき市役所総合政策部ふるさと再生課を経て、現在は市民部市民自治課で働いています。今日は、職員として、現場の声を伝えられればと思います。
 入庁以前は、大学卒業後に1年間留学をして、帰国後は、父が働いている地元の市役所で臨時職員をしました。その時に、父の働いている姿を見て、初めて父親のかっこよさや、偉大さを知ることができこと、また、他の職員さんと接する中で公務員に対しての怖いイメージが親しみやすい柔らかいイメージに変わったことがきっかけで、公務員になりたいと思いました。そして、予備校に通い松戸市に合格をしました。 
 松戸市を受験した理由は、大学時代に過ごした千葉県内に就職したいと考えていたことと、私が受験した頃は、まだ松戸市が独自日程の受験日だったので受験したことがきっかけです。もちろん、筆記試験の後はグループ面接があるので、どうやって他の人より松戸市を深く知ることができるのか、どうすれば自分を印象付けることができるのか、すぐにその壁にぶち当たりました。
 そこで、私は松戸市内の地図を持って市内を歩き回りました。歩く中で街の雰囲気や気がついたところなどはメモを取りながら、松戸駅周辺、六実、秋山、矢切など、時間がある限りが歩きました。市役所内もどういう部署があって、どういう人たちが働いているのか見に行きました。この行動は、松戸市を訪れた事がない私にとっては強い武器となりましたし、自分で実際に歩くことによって、松戸市に対する印象も含め、インターネットや紙面だけでは得られない情報がたくさんあり、面接試験でも自信をもって発言することに活かされました。
 実は松戸市の他に別な自治体にも合格していましたが、入庁の決め手になったのは市役所内の雰囲気と、「松戸市民のために役立つ人がいる所」と書いてあるボードを見た時に、そのような職員を目指したいと思い、松戸市に入庁しようと決めました。

担当業務の内容

 ここからは、入庁後の話をしていきたいと思います。
 初めての配属は、建設部 下水道維持課 料金担当室(現下水道経営課)でした。事務職は業務が多岐にわたるので、なかなか自分のやりたい部署に就けない事がありますが、この時も初めて聞く部署名と想像していなかった部署名だったことを覚えています。下水道って何?お金かかっているの?と思っている方もいると思いますが、私もそう思っていたうちの一人でした。下水道とは、台所、トイレなどから流れた汚水を処理する仕組みで、上水道の使用量に応じて下水道使用料を請求しています。一度、みなさんも確認してみてください。
 業務は、下水道使用料の徴収、こちらは3ヶ月に1度休日出勤をして、委託業者と一緒に徴収訪問に行ったりします。あとは、料金が払えていない方について、納付相談や滞納処分をする旨の通知を出したりと場合により本人にとっては厳しい処分をしなければならない業務もあります。

 当時はなかなか電話に出る勇気がなかった私は、あえて隣の職員に対して「電話は私が全部出ます」と宣言しました。その甲斐あってか、いろんな事例を取扱うことができましたが、反対に、慣れてきた頃に、メモを取り忘れることがあり先輩に同じ質問をして注意されたこともあります。3年間働いて、相談業務は何回やっても難しいものだと感じています。また、本人にとってどうすることが一番いいのか、毎回悩んだ記憶があります。その反面、未払いの使用料が完済されたときは、喜びと達成感に変わりました。
 職場は、技術職が多かったですが、管理職の方も含め分からないところは何度でも丁寧に教えてくれたり、勤務時間外においても課内でボーリング大会を行ったりと楽しい3年間を過ごせました。
 入庁後4年目は、東日本大震災の復興支援として、福島県いわき市役所に派遣職員として働きました。これは、松戸市に限らず近隣自治体も同様ですが、被災された市町村が国等からの依頼に基づき、東日本大震災に係る復興業務に従事する職員派遣を松戸市でも実施しているものです。
 派遣職員については、もともと、入庁3年目を迎えるあたりから興味はあったものの、自分の実力や入庁しての年数から、なかなか手を挙げることができませんでしたが、4年目を迎えるにあたって、地元の福島のために復興支援をしたい気持ちが消えなかったことから志願をして、1年間総合政策部ふるさと再生課で働きました。この部署は震災後にできた課で、業務内容としては、「被災者の総合相談窓口」、「被災者支援制度のパンフレット作成」、「ファイナンシャルプランナーによる相談会の開催」、「避難者への戸別訪問」を行いました。
 私も震災当時は福島に住んでいたので、被災者の気持ちは分かっていたつもりでしたが、実際に業務を行うと、どのように言葉をかけるべきか、その人にとって分かり易い情報とは何なのか?優先順位は何なのか?時間と労力がかかり、毎回毎回考えさせられる仕事でした。私と同じように、全国の自治体から派遣職員としていわき市で働いていた仲間がいたので、勤務時間はもちろん、時間外においても交流を深めることができたのは大切な思い出です。いわき市職員の方たちとは、今でも情報交換や近況報告して交流があります。また、都内で行うイベントにいわき市の特産品などを出店していることも多く、時間があるときには積極的に出向くというかたちで今でもいわき市を応援しています。
 市役所へ入庁すると、別な自治体で働くという経験は誰しもができることではありません。この1年間を振り返ると、街、市役所、職員の雰囲気の違いから始まり、この派遣職員に手を挙げなければ経験できなかったことや出会えなかったことが、たくさんあり、それは全て自分にとって全て財産となっています。さらに、良い業務ができたり、被災者や良い方向、良い結果の報告を受け、いわき市に貢献できたと実感しています。
 そんな貴重な経験をした後、市民自治課へ異動になり、異動して4月で2年目を迎えています。市民自治課というのは市民部に属している各所属を統括する課です。
市民自治課は3つの班から構成されており、私は「施設総務班」に属しています。課全体では、班の業務で大きい事業のイベントがあれば各班で応援職員を派遣し課全体で盛り上げイベントを大成功させ、臨時職員の方も含め一致団結で何事にも取り組む課です。当初、異動先を聞いた時には、何をしている課かわからず、初めての異動で不安がありました。しかし、部長をはじめ管理職の方との距離が近くとても話しやすい環境で仕事ができています。
 私自身の業務は、初めて庶務業務に携わっていますが、課の職員全員を前にして「何でも聞いてください。調べて答えますから」と言ったことを覚えています。なので、分からないことはたくさん調べて、名前を覚えられるくらい人にもたくさん聞きました。その甲斐あって、今では質問されても自信をもって答えられるようになりました。
 働いて感じたことは、庶務業務は直接市民の人と関わるというよりは市役所内部の人と関わることが多く、市役所全体の事務の流れが見えます。また、部長のスケジュール管理や各所属の取りまとめを行う中で、デスクワークだけに専念するのではなく、課全体の状況、管理職の動きなど全体を見て行動しなければいけない仕事だと思いました。そのため、どうすればみんなの仕事が円滑に回るかということを考えて仕事をしています。市民の方と直接関わることは少なくても、円滑に仕事が進むことはそれだけ市民に対しても早い対応ができることに繋がると考えているので、違った視点で物事を考え仕事ができていると実感しています。
 今年度からは、介護保険課から異動してきた5年目の職員に仕事を教えながら業務をしていますが、新人ではないので手厚く教えるのではなく、自分で考えてもらえるように時には厳しく接したりとして、どうすればその職員にとって良い環境になるのか、自分にとっても成長できるよい機会と思って、人に教える難しさを感じつつ、心がけている一つでもあります。
また、経験年数が上がるにつれて、後輩も増えてきているので臨時職員の方も含め、自らたまに声をかけて他愛もない話をするなど、皆が楽しく仕事ができるよう心がけをしています。

最後に

 これまで、入庁を決めた理由から今日に至るまで、私の視点から見た松戸市の仕事や雰囲気をお話しましたが、何か伝わるものがあったでしょうか?
 どの部署で働いても共通することは、市役所の仕事は、法律の中で市民の立場、市役所の立場と両方に立って物事考えないといけない、ということ。仕事が頑張れて乗り越えられるかは、誰のために仕事をしているのか、どういう環境で仕事をしているのかが大事だということです。私は失敗も経験しましたし、これでよかったのかと悩んだこともあります、こうすればよかったと反省したこともあります。もちろん失敗が無いのにこしたことはないですが、成功し続けることより失敗して考えたことのほうが成長できるので、たくさん悩み考えて、失敗することに恐れずいろんなことに挑戦して欲しいと思います。
 また、やりたくないと思った仕事や、苦手だなと思った人もいます。定時では帰れずに連日遅い時間まで残業したりもします。しかし、それを乗り越えられるのは、最終的には一緒に働く人であり職場環境です。なので、改めて振り返ると私は松戸市役所に入庁して、たくさんの人に助けられて良い経験もできているので、とてもよい職場環境で仕事ができていると思います。
 これから試験を受けて皆さんには、同じ目標に向かって進んでいく、貪欲に何でも挑戦する職員を期待しています。そのような人たちと、「松戸市民のために役に立つ人がいる」この松戸市役所で一緒に働けることをお待ちしております。本日はありがとうございました。
  


※職員の所属名称は、説明会開催時のものとなっております。

お問い合わせ

総務部 人事課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館4階
電話番号:047-366-7306 FAX:047-366-5674

本文ここまで