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先輩職員からの話 その2

更新日:2022年11月1日

建設部下水道維持課(令和3年度 技術職(土木)採用)

自己紹介  

 こんにちは。 まず初めに、皆様合格おめでとうございます。今回の採用候補者事務説明会にお越しの皆さんの中には、合格をして安心されている方や、これから市の職員として働いていくことに関して不安を持っている方など様々な思いを持って、参加されていると思います。今回短い時間ではありますが、私が約半年間市の職員として経験したことや、感じたことをお話しさせていただきますので、少しでも皆さんの役に立てればと思っています。

 

 私は、今年の3月に大学を卒業し、4月に技術系の土木職員として松戸市役所に入庁しました。私は、生まれも育ちも松戸市です。自分の生まれ育った場所で働き、貢献したいと思い松戸市役所を志望し、合格をいただきました。そして今は、建設部下水道維持課という課に配属となっております。皆さんは、下水道と聞くと汚いイメージを持たれる方が多いと思います。ですが、下水道がなければ、川や海、私たちが暮らしている町が汚れてしまいます。このように、私たちが生活していくうえでとても重要なことに携われているのでとてもやりがいを感じています。

担当業務

 続いて担当業務について説明させていただきます。下水道維持課は普及班と管理班の二つの班に分かれています。その中で私は管理班に所属しています。管理班の中でも施設業務と管路業務の二つの業務があります。私は、この二つの業務に携わらせていただいております。これから、私が今行っている二つの業務に関してお話をさせていただきます。
 まずは管路業務について、お話させていただきます。管路業務では、主に下水道の本管などを維持・管理する業務を行っています。先ほどお話をしたように、私たちが生活していくうえで下水道はとても重要な役割を果たしています。しかし、下水道を整備したままほったらかしにしておいては、管の詰まりや老朽化などの異常に気付くことができません。そのようなことを未然に防ぐために、下水道管の中をカメラで調査したり、詰まりが起きやすい箇所を現地で確認するなどの業務を行っています。しかし、市内全ての下水管の状況を常に把握することはできないため、市民の方からご要望をいただくことも多々あります。その際は、現地確認を行い、対応をします。要望の内容に関しては、マンホールのがたつきやマンホールからの汚水の溢れ、下水道につなっがているお宅にある松戸市が管理している桝の詰まりなど様々なご要望があります。
 次に施設業務について、お話させていただきます。水は基本的に高いところから低いところに流れるようになっています。下水も同じような仕組みで自然流下させています。しかし、土地の起伏が激しかったりすると、どうしても低いところから高いところへ流さなければならないところがでてきます。その際にポンプを使って圧送します。そういったポンプ施設の他に、下水を処理する処理場などの維持管理も行っています。また、飲食店などの油を扱うものに関してはグリストラップという、排水の中の油分を除去する施設の設置時にしなければならない申請の受付等も行っています。
 私もまだまだ勉強中ではありますが、市民の方々の生活に役立つ仕事をできているということにとてもやりがいを感じています。分からないことも多いですが、先輩職員の方々に助けていただきながら、日々成長させてもらっていると感じています。

半年の経験を通じて感じたこと

 まず初めに、職場の環境についてです。松戸市にはトレーナー制度というものがあり、マンツーマンで新人職員に業務について教えてくれます。分からないことがあれば優しく、丁寧に教えてくれますので、自分一人で抱え込まずに一緒に考えてくれます。また、先ほどの最後にもお話したように、トレーナーの方以外にも、私が業務について何もわからない時から今に至るまでたくさんの先輩職員の方に声をかけていただいたり、助けていただきました。優しく、丁寧な先輩方のおかげで業務に関する様々な知識を身に付けることができるため、自分自身の成長を感じることができています。
 続いて、プライベートに関してお話したいと思います。松戸市役所には色々な部署がありますが、部署によっては土日祝日などに出勤する部署もあります。私の課でも大雨などの自然災害や今流行している、コロナウイルスに関する応援業務などで休日出勤する機会がありますが、休日出勤分の休みは平日にいただくことができます。また、今年度は6月から10月の間で夏季休暇を7日間とることができます。新人職員だから夏季休暇をとりにくいということもなく、自分の仕事の状況などを考えながら、休みを取ることができます。休みの取り方は、私のように、バラバラにとる方もいらっしゃいますが、まとめて取られる方もいらっしゃいます。休みの取り方を選べるという点でもとても満足しています
 このように、私の半年間という短い経験ではありますが、とても働きやすい環境が松戸市役所には整っていると感じています。

心がけていること

 私が最も心がけていることは、自分から積極的に取り組んでいくということです。私は元々積極的なタイプの人間ではありませんでした。今でも普段から積極的な人間であるかというとそうではありません。ですが、先輩の方々に、「分からなくても、間違えてしまってもいいから積極的に窓口や電話に出てみよう。」という言葉をかけてもらい、自分から積極的に取り組んでいけるようになりました。もちろん初めは分からないことだらけでしたが、先輩方のアドバイスやフォローをしていただき徐々に自分で対応できることも増えていきました。私自身まだまだ経験不足なので、これからも積極的に取り組むことで、様々な知識を付け、色々な方の力になりたいと感じています。

入庁前に準備しておいたほうが良いこと

 続いては皆さんが入庁前に準備しておいた方が良いことを3つほどお伝えします。
 まず一つ目は松戸市の地名を覚えることです。日々の業務を行っていくうえで、窓口や電話対応などで地名を言われることがたくさんあります。また市民の方のご要望などで住宅街に行くことも多くあります。私も松戸市に生まれてから住んでおりますが、入庁してから知った地名も多々あります。そのため、地名や大体の場所がわかっていると役立つことが多いと思います。
 二つ目はコミュニケーションに関してです。市役所では様々な年代の人と話す機会があります。私の経験のお話ですが、コロナウィルスの電話応援業務を何度かやらせていただいております。電話をしてくる方の中には優しい人もいれば、気の荒い人など様々な方がいらっしゃいます。私は、大学生の時にアルバイトでお客様とコミュニケーションをする機会が多かったのでとても役に立ったと感じました。皆さんも、コミュニケーションに不安のある方などはアルバイトなどを通して経験を積むことで、入庁後の業務に活かしていけると思います。
 三つ目は生活リズムを整えることです。私自身、昨年まで大学生でしたが、コロナウィルスの影響で大学には行かずにリモートでの授業や研究室の会議がほとんどでした。そのため、生活リズムが整っておらず、働き始めるときにとても苦労したことを覚えています。皆さんは私のようにならないように、今から生活リズムを整えておくことで、気持ちに余裕を持って働くことができると思います。

最後に

 最後になりますが、本日私がお話ししたことで少しでも皆様のお役に立てていれば幸いです。来年の4月から皆さんと一緒に働けることを楽しみにしております。本日は私のお話をご清聴いただきまして誠にありがとうございました。

お問い合わせ

総務部 人事課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館4階
電話番号:047-366-7306 FAX:047-366-5674

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