松戸市

施設案内

 水戸藩最後の藩主・徳川昭武が建てた戸定邸の敷地の内、約三分の一は戸定が丘歴史公園として整備公開されています。
 公園内には徳川昭武と彼の兄徳川慶喜の資料を展示する戸定歴史館、徳川昭武が住んでいた戸定邸(国指定重要文化財)と庭園(国指定名勝)、昭和53年に松戸市が市制施行35周年を記念して建設した文化施設の松雲亭があります。

戸定邸

 明治時代の徳川家の住まいがほぼ完全に残る唯一の建物です。約2年の建設期間を経て1884年4月に座敷開きが行われました。増築を経て、現在は9棟が廊下で結ばれ、部屋数は23に及びます。旧大名家の生活空間を伝える歴史的価値が、高く評価されています。 

 江戸時代の大名屋敷の系譜上にありながら、徳川家が権力の座を離れたため、生活様式は大きく変化し、規模が著しく縮小しています。建物は大きく三つに分けられます。(1)来客や他家との交際に使う区画(2)家族が暮らす区画(3) 職員のための区画です。各区画の性格に応じて、建物の構成や材木の質が異なっています。

戸定邸の写真

関連情報

戸定歴史館

 戸定邸に隣接する博物館。戸定邸と庭園の公開や徳川昭武の遺品を中心とする松戸徳川家伝来品、徳川慶喜家伝来品、1867年パリ万国博覧会関係資料の展示を行っています。
 徳川昭武が将軍名代として派遣された万国博覧会に関する資料や幕末から明治にかけての古写真、戸定邸の歴史を語る文書や調度品、慶喜が亡くなるまで手元にあった彼の遺品などを順次公開しています。数ヶ月に一度は展示替えのため、休館期間があります。(戸定邸は開館)

戸定歴史館の写真

戸定歴史館利用案内

松戸駅から戸定歴史館までの地図

入館時間

9時30分から16時30分(閉館17時)
※戸定が丘歴史公園は、9時から入園できます。

休館日

住所

〒271-0092 千葉県松戸市松戸714の1
(松戸駅東口下車徒歩約10分)

電話番号

047-362-2050

駐車場

※バス駐車場は坂を上り始めすぐ左側の第2駐車場内に専用スペースがあります。利用時はカラーコーンを移動して駐車し、退出時にはカラーコーンを駐車スペースの上に戻してください。なお、バスは坂上の茅葺門前まで進みますと切り返し困難なため、第2駐車場内で乗降してください。

入館料

※市内在住70歳以上の人は一般団体料金と同額(保険証など住所と年齢を確認できるものをご提示ください)

次の方は無料で入館できます

その他のサービス

関連情報

教職員の方へ

校外学習で戸定歴史館・戸定邸をご利用いただく場合は以下のリンク先をご覧ください。

戸定が丘歴史公園

 徳川家は約400年前から260年間に及び、日本の統治者でした。権力の座を離れた徳川家は現代にまで続いていますが、変革の次の時代、明治時代の徳川家の住まいと庭園を見ることが出来る場所が戸定が丘歴史公園です。

 徳川家の最後の統治者(将軍)・徳川慶喜(1837年から1913年)の弟・昭武(1853年から1910年)は1884年4月に戸定邸の座敷開きを行い、1890年末に庭園の整備を終えました。かつて7万平方メートルを超えていた敷地の約3分の1が、現在、歴史公園となっています。園内には戸定歴史館や伝統的な日本の茶会を催せる松雲亭があります。

 西側に江戸川や富士山を望む標高25メートル程の高台上には昭武が運び上げたコウヤマキやヒヨクヒバの巨木が残り、梅、ベニシダレザクラ、鉢植えの藤など四季折々の花を楽しむことが出来ます。緑豊かな園内は鳥の鳴き声が絶えません。

戸定が丘歴史公園全体図

開園時間

9時から17時

休園日

※臨時開園する場合は当ホームページや広報でお知らせします

注意事項

関連情報

松雲亭

 市民の憩いの場として、昭和53年に戸定邸隣接地に建設された文化施設で、茶会、句会等の芸術文化活動で利用する方に貸し出ししております。
利用条件や料金は以下のリンク先をご覧ください。

松雲亭の写真

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ご意見・お問い合わせは
松戸市役所
〒271-8588
千葉県松戸市根本387番地の5 地図
電話:047-366-1111(代表)
開庁時間:月曜から金曜 8時30分から17時
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