21世紀の森と広場 野外彫刻プロジェクト「SITE2014」
更新日:2015年4月9日
21世紀の森と広場 野外彫刻プロジェクト「SITE」 ※展示は終了しました。
「SITE」は、「松戸市文化芸術振興基本方針」の文化資源・事業等を活用した観光・産業振興の中の若手アーティストによる公園アート事業の推進を目的に、本市を代表する「21世紀の森と広場」を実施場所に、公園内に彫刻作品を展示するプロジェクトです。
- プロジェクト名 SITE2014
- 展示場所 21世紀の森と広場
- アーティスト 四方謙一、キム・テボン、岩村カント
- 展示期間 平成26年11月2日(日曜)から平成27年3月15日(日曜)まで
- 企画 MADlab(代表 森純平)
関連情報
星空の景色を集める装置
- 卵の殻のような金属体に開いた穴は、無数の眼となり、周辺の情景を捉え断片化した情報を体内へと引き込む。それぞれの眼が映し出した光景が繋がり、間もなく孵化する新たな生命のように、世界をある一つの形として僕たちに届けてくれた。
櫓を漕ぐトンボ
- 木船の匂い、櫓が軋む音、水面にそよぐ風。ゆっくりと。ゆっくりと。帆先に座る赤とんぼ。想いを乗せて、今日も江戸川を渡る。
合わせ鏡の眼
- 一方には、人の手によって大きく切り開いた景色が広がり、人々が行き交う場がある。同時に、一方には自然のまま木々に覆われた森がある。連続している景色だが、この二つの領域には境界があり、ここを境にそれぞれの歩んだ変化は違う。この道に置かれた壁は緩やかな境界の一部であり、その壁の中を"眼"は漂いながら、二つの領域を同時に見つめ続け、二つの世界が共存し繋がっていることを僕たちにそっと教えてくれた。
