海外へ渡航される方へ(情報提供)
更新日:2020年1月20日
海外での感染症予防について
厚生労働省検疫所では、海外で感染症にかからないようにするために、海外での感染症予防のポイントや注意すべき感染症等を掲載しています。
安全で快適に旅行し、帰国することができるよう、下記ホームページを参考にしてください。
また、世界各国で感染の危険性がある麻しん(はしか)については、本ページの下方に情報を載せておりますので、併せて参考にしてください。
外部リンク
麻しん(はしか)の流行国について
麻しんは、感染力が非常に強く、世界各国で感染の危険性があり、特に注意が必要です。
2019年に県内で発生した麻しん事例のうち、4月まではフィリピンやベトナムなど海外で感染した事例が半数を占めていました。
- 「過去に麻しんにかかったことがない方」や「ワクチンを2回接種していない方(母子手帳等の記録に基づく)・接種歴が不明な方」で、下記等の麻しん流行国に渡航する予定のある方は、かかりつけ医などに相談の上、ワクチンの接種を強くおすすめいたします。
- 麻しんの感染力は非常に強いので、発熱や発疹(注釈1)など、帰国後に麻しんを疑う症状が現れた場合は、必ず事前に医療機関に電話をし、症状だけでなく、渡航歴も伝え、医療機関の指示に従い受診してください。受診時は、周囲への感染を防ぐため、公共交通機関等の利用は控えてください。
(注釈1)麻しんは通常、発熱後、一度熱が下がってから高熱と共に発疹が出現します。麻しん発生地域に滞在後、発疹以外の症状が出現した場合も注意しましょう。
主な流行国(2018年8月から2019年1月の報告数上位10カ国)
- マダガスカル
- ウクライナ
- インド
- ブラジル
- フィリピン
- ベネズエラ
- タイ
- パキスタン
- イエメン
- イスラエル
※WHO(世界保健機関)麻しん報告数(平成31年3月時点)より
上記以外の国々に渡航予定の方も、以下の外部リンク等を参考にして、渡航国の麻しん流行状況等をチェックするようにしましょう。
松戸市内の麻しん患者の発生について
