展示情報
年間展示
各展覧会の内容
通常展 「戸定邸再考―徳川昭武 ひそかなお気に入り」
国指定文化財の戸定邸(旧徳川家松戸戸定邸)は、水戸徳川家当主を退いた徳川昭武の私邸として建設されました。本邸(小梅邸)のように広く豪華な建物・敷地ではありませんが、戸定邸は各所に機能美を兼ね備えた意匠が施されています。昭武の美学とお気に入りについてご紹介します。
夏季展「殿様たちの自由時間」
徳川昭武や兄・慶喜、昭武の息子・武定ら徳川家の人たちは、趣味の時間を楽しみ、いろいろな作品を残しています。特に明治新政府の政治から距離を置いていた昭武・慶喜兄弟は、写真、手芸、絵画、陶芸など幅広い分野に興味を持ち、熱心に探究を重ねました。松戸徳川家資料を中心に実際に手がけた趣味の品々をご紹介します。
企画展「徳川公爵家のバックヤード ― 最後の家令が見た半世紀」
古澤秀彌氏旧蔵資料を13年ぶりにまとまった形で展示します。古澤秀彌氏は、徳川慶喜以下3代の公爵に仕え、昭和8年から22年にかけて徳川慶喜家で「家令心得」(ほかの職員をまとめ、家政をまかされる責任者)として務めた人物です。歴代当主からの信頼も厚かった古澤氏は、彼らから贈られた貴重な写真や装束、美術工芸品を大切に守り伝えました。最後の家令が見た近代徳川家のバックヤードを最新研究をふまえてご紹介します。
通常展「プリンス・トクガワと松戸」
戸定邸は、徳川昭武が家族と暮らした邸宅であり、かつ「おもてなし」の場でもありました。四季折々の装飾や調度、祝い事や催し物によって戸定邸と庭園は様々な姿を見せ、地域の方々にとっても戸定邸は特別な存在だったでしょう。松戸徳川家やゆかりの家からの資料や写真、調度品、地域の方からお預かりした品々から、在りし日の徳川昭武と戸定邸、松戸について振り返る展覧会です。
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- 平成24年度以前の戸定のイベント
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