このページの先頭です
このページの本文へ移動

Go!Go!本郷谷(平成23年度)

更新日:2013年11月25日

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

016 子育てしやすいまちづくり(広報まつど3月1日号)

平成24年度予算案を議会に提案しました。大震災の影響を受けて、平成24年度の最優先課題は、除染・耐震化対策です。昨年松戸市は初めて人口が約2,000人減少しました。原因の一つとして、放射能の影響もあると思います。そこで、除染作業に全力投球します。特に子どもの活動環境の除染を最優先に取り組み、遅くとも夏休みが終わるまでには不安を払拭(ふっしょく)するよう計画しています。放射能対策の予算として24年度は32億円、23年度に別途6億円掛かっていますので合計38億円です。この費用については、国の補助を最大限に活用するとともに、国の補助以外については東京電力に断固たる姿勢で請求していきたいと思っています。なお、現在一般会計として年8億円の電気代を払っていますが、今回の電気料金の値上げで約1億円の支出増になります。汚染土の搬送先の協力や除染費用の負担にゼロ回答の東京電力に対し、電気の一部を他の電気事業者から購入することも検討しています。また、大きな地震に備え、耐震化を前倒しで行う必要があります。小・中・高等学校の耐震化未実施の103棟を、平成27年度までに前倒しで実施するにあたり、今年度の職員採用においては、建築経験者を採用しました。さらに、防災行政無線の更新等も含めた防災関連費用として合計23億円を計上しています。

その他、保育所の耐震化工事、民間保育所の開設、一時預かり保育・幼稚園の預かり保育・放課後KIDSルーム等の充実、バリアフリーの推進として松戸駅ボックスヒル内のエレベーターの稼動時間の延長や常盤平駅南口について協議を進めるとともに、JR新八柱駅等のバリアフリー化事業を支援していきます。

平成24年度も子育て環境を整備し、高齢者をはじめ、全ての市民が住みやすいまちづくりを目指していきます。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

015 七草マラソンに参加して(広報まつど2月1日号)

七草ハーフマラソンの実現を目指そう

新年の松戸の風物詩・松戸市七草マラソン大会の5km部門に、初めて参加しました。生来の長距離嫌いと、日頃の運動不足がたたり、完走こそしましたが大変苦しい5kmでした。しかし、走り終わってみると大変爽快な気分に浸ることができました。この七草マラソンも、参加申込人数が5,000人に迫る大きな大会に成長しました。市外からの参加者も多く、松戸の良さを知っていただく絶好の機会だといえます。松戸市を魅力あふれる市とするために、ぜひ松戸市七草ハーフマラソンを実現させたいと思っています。

松戸市は「放射性物質汚染対処特措法」に基づく「汚染重点調査地域」に指定されました

汚染重点調査地域に指定されることのデメリットはありますが、指定されることによって、国の費用負担で除染作業を積極的に推進できます。市では、今年の夏休みを一つのめどに、国の基準0.23μSV/hを超える箇所の一掃を目指し検討しています。費用としては数十億円程度掛かるものと思われます。今後、今までに掛かった費用も含めて、国や東京電力に請求していくことになります。

災害時における相互応援協定を3市と締結します

現在、松戸市はさいたま市と災害協定を結んでいますが、3月11日の大震災から広域災害のリスク分散の必要性を感じ、鳥取県の倉吉市、愛知県の小牧市、富山県の高岡市と災害協定を結ぶことになりました。倉吉市とは二十世紀梨が取り持つ縁で観光交流があり、小牧市は水道水に放射性物質が検出されたとき、給水タンクを松戸まで持ってきていただき援助していただいた経緯があります。また、高岡市とは両市の大学関係者の仲介で協定を締結できることになりました。締結式は、2月3日(金曜)に小牧市と、9日(木曜)に高岡市、17日(金曜)に倉吉市と行う予定です。これを機に各市の皆さんと松戸市民との友好関係が深まればと思います。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

014 文化が薫るまち まつどを目指して(広報まつど12月1日号)

早いもので今日から12月。松戸・新松戸・北小金・北松戸のイルミネーションが師走の街を彩り、クリスマス・歳末商戦が活発に行われています。慌しくあっという間に過ぎていく月になりそうですね。

11月を振り返ると、63回目を迎えた松戸市文化祭・各種スポーツ大会・ふれあい広場など、さまざまな催し物が行われ、多くのイベントに顔を出させていただきました。

松戸市文化祭

舞踊・民謡・詩吟・書道・写真・手芸・盆栽など多くの発表会があり、そのレベルの高さを再認識しました。市内ではさまざまなサークルが活発に活動しています。これらの活動を通じて、人と人とのつながりを密接にしていただきたいと思います。

ふれあい広場

同じ地域に住む人たちの交流を深めるため、ふれあい広場が市内各地で盛大に開催されました。人と人とのつながりは、これからますます大切になっていきますので、とても大切なイベントだと思っています。準備をしていただいた関係者の皆さんに、お礼を申し上げます。本当にありがとうございました。

松戸アートラインプロジェクト

川底に布を引きライトアップする、日常的な風景の中に非日常的なアートを繰り広げる、また、地下道に描き出された特殊な空間など、若いアーティストたちの斬新な表現に驚かされました。

音楽祭

全日本吹奏楽コンクールで3年連続の金賞に輝いた第四中学校吹奏楽部をはじめ、牧野原小学校・第一中学校の合唱部、第三中学校・旭町中学校・和名ケ谷中学校の吹奏楽部のように県や全国のコンクールで活躍するなど、松戸市の小・中学校は全国でも大変高いレベルです。みんなで応援していきましょう。

今年も文化に関わるイベントがたくさんありましたが、来年はさらに、文化を大切にするまち、文化が薫るまちにしていきたいと思います。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

013 市長室を訪れてください(広報まつど11月1日号)

 文化の秋です。文化にちなみ、2つの催し物を紹介します。一つは、11月4日(金曜)午後2時~4時に行う「市長室ギャラリー公開」です。松戸美術会、松戸市書道展運営委員会のご協力により、市民の皆さんの絵画・書道作品を市長室で公開しますので、ぜひ、お越しください。市民の皆さんの作品を展示する場の一つとして、この4月から市長室を提供し、市長室を訪れる方々にご覧いただいています。松戸市の文化に少しでも貢献できればと行っています。

もう一つは、「松戸アートラインプロジェクト2011」です。11月5日~27日の土曜・日曜日、祝日に松戸駅西口周辺で開催する、若手アーティスト20組による制作展示です。大変力作ぞろいと聞いていますので私も楽しみにしています。

今、市で頭を痛めている問題は、クリーンセンターの飛灰から国の基準値(8,000ベクレル/kg)を超える放射能が検出されていることです。皆さんのご協力により、剪定枝を分別収集管理させていただいたおかげで、和名ケ谷クリーンセンターの飛灰からは基準値を超える放射能は測定されていませんが、高柳新田にあるクリーンセンターの飛灰からは、19,560ベクレル/kgの放射能が測定されています。ごみを100トン燃やすと約1トンの飛灰が発生します。クリーンセンターの駐車場に、飛灰が飛散しないようフレコンバッグに入れ、細心の注意を払って保管していますがこれにも限りがあり、このままいけば本年中に一杯になりそうです。

ごみの処理といえば、従来の紙のごみ袋に加えてポリ袋の併用がこの秋から可能になりした。実施までに、品質・大きさ・流通方法などの検討で、まるまる1年かかりました。排出するごみの量に応じて選べるよう、小さな袋も用意していますので、生活実態に合った袋を利用してください。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

012 東日本大震災の復興支援を続けます(広報まつど10月1日号)

 東日本大震災が3月11日に発生してから、すでに半年が過ぎました。松戸市においても、小中学生61人を含む254人の方が避難生活を送っています。長引く避難生活の中、これからますます将来に対する不安に駆られるのではないかと心配しています。東日本大震災復興支援の花火大会を行い、松戸まつりでは「被災地農産物即売会」と「あいづ道の駅物産展」が開かれます。松戸市では「東日本被災者支援窓口」を設けましたが、引き続き支援を続けていきたいと思っています。

 松戸市でも公園、保育所、学校などの放射線量低減対策と、焼却場から出る汚染された灰の問題で苦心しています。

 放射線量低減対策については、市民の皆さんの手助けにより一部進めてまいりましたが、補正予算を組んだことにより、保育所への高圧洗浄機等の設置、校内・通学路の側溝掃除、公園の砂入れ替え、民間保育所・私立幼稚園への補助金の交付など、さらに低減対策を推進できるようになります。

 焼却場の灰から検出された放射能も、皆さまの協力による剪定枝の分別効果により、最高で4万7,400ベクレルあったクリーンセンターの数値が、直近の測定では1万3,780ベクレルまで下がり、国が定める8,000ベクレルまであと一歩と改善されています。

 7月から始まった節電対策にご協力いただき、ありがとうございました。市役所の午前8時開庁の「松戸版サマータイム」、市民センターの月曜日休館など、ご不便をお掛けしたことが多々あったと思います。電気を大切に使う時代に、節電が一時的でないようにする必要があると思っています。

 阪神淡路島大震災を契機として市立病院の建替えが検討されてから、長い年月が過ぎました。厳しい経営を続けている市立病院を、将来にわたり安定して運営するためには課題も多いですが、最終局面を迎えよい報告をできる日が間近に来ていると思っています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

011 今月も暑さが続きそうです(広報まつど9月1日号)

 市立病院の建て替えに関しては、どこに病院を建てるのかという場所議論が優先しますが、松戸市にとって財政的な面を抜きに議論できません。現在、市立病院の経営は大変厳しく、市では年間30億円近い支援を市立病院に対して行っています。市として支援できる限界ではないかと思っていますし、今回の建設費もほとんど借入金になることを考えると、投資できる金額についてもおのずと限界があります。一方で耐震性に問題がある上本郷の1号館などの建て替えも急務です。そこで、病院事業の採算を考えながら、市としての負担を考え、現状の機能を維持する病院をどう造っていくかが課題になります。そのため、投資金額を削減するための努力が必要となります。

 放射能問題では、松戸市の清掃工場から出された、国の基準を超える放射性物質を含む焼却灰が、連絡の不徹底から、秋田県の小坂町に埋め立て処分されてしまいました。廃棄物が処分されるまでの責任を負っている排出元自治体として、小坂町民に対して大変申し訳なく思っています。なお、放射能対策として、大口の剪定枝等の焼却を停止したところ、和名ケ谷クリーンセンターの焼却灰の値は基準値を下回りました。しかし、クリーンセンター(高柳新田)の焼却灰の値は減少したものの、いまだに基準値を超える状態が続いているため、家庭から出される「剪定枝・落葉および草」を資源ごみの日に特別収集することにし、当面焼却しないこととしました。市として大変重要な問題ですので、ご協力をお願いします。

また、市の農作物では、梨・ほうれんそう・キャベツ・ねぎ・えだまめ・葉ねぎ等について放射性物質調査をしていますが、松戸市産の農産物からは検出されていませんので、安心して召し上がってください。

 夏の疲れが出やすいころです。体調を崩さないようご自愛ください。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

010 松戸市における放射線問題への対応をお知らせします(広報まつど8月1日号)

 福島第一原子力発電所から200km離れた松戸市で、放射線問題が浮上するとは思いもよりませんでした。同原子力発電所の水素爆発後に雨が降ったこと等により、放射性物質が降下したようです。まずは状況を把握する必要があることから、他市に先駆け、松戸市独自の放射線量の調査を開始しました。保育所・幼稚園・学校など、200カ所以上を調査し、松戸市全体の状況が少しずつ把握できるようになりました。そして、7月8日に開催された東葛6市で組織する東葛地区放射線量対策協議会において、専門家の見解や調査結果の概要として「新たな放射性物質の降下が発生している状況はないことや、東葛地区の放射線量では、外部被ばくによる発がんの有意な増加は考えられない」等の内容が示されました。

また、生活実態にあわせた学校等における被ばく線量を算定した結果、現状ではどの学校等でも文部科学省の目標値である年間1ミリシーベルトを超過しない結果となっています。

市では、より安心に役立てる取り組みが必要であるとの認識に立ち、子どもたちの健康と安全を最優先に考え、準備が整い次第、次のことを行います。

1.公立保育所、市立学校 放射線簡易測定器を各保育所・学校に配備し、放射線の詳細測定を行い、被ばく線量をできる限り低く抑える方策をとります。

2.民間保育所、私立幼稚園 被ばく線量をできる限り低く抑えるための必要な支援を行います。

3.学校周囲の側溝 放射線の測定を行い、被ばく線量をできる限り低く抑える方策をとります。

4.公園 放射線の詳細測定を行い、被ばく線量をできる限り低く抑える方策をとります。

また、市民の皆さんや関係団体等のご協力が得られる場合は、協力活動に参加していただくことを検討しています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

009 新たな気持ちで頑張ります!(広報まつど7月1日号)

 今日から15%の節電目標がスタートしました。市役所・支所などは30%を目標に、冷房の設定温度を28℃から29℃に変更し、サマータイムを導入して始業時間を30分繰り上げ、8時始業としました。市役所全体として15%を達成しなければなりませんが、小・中学校、消防署など節電できないところがあり、それらの不足を補うため、支所は開設日を変更し、市民センターなどは休館日を増やさざるを得なくなりました。大変ご不便をおかけすることになりますが、市民の皆さまのご協力をお願いします。また、市民センターの月曜日休館については、すでに利用の申し込みを済ませていた人もあり、大変申し訳なく思います。

 市長に就任して、この1年を振り返ってみるといろいろなことがありました。就任後初めての9月定例市議会、11月の市議会議員選挙、子ども医療費助成の拡大、子宮頸がんなど各種予防接種費用の助成、放課後児童クラブの月額の引き下げにつながる運営費補助等を含む平成23年度予算の編成、市の重要施策を積極的に推進させるため12のプロジェクトのスタート、そして、3月11日に発生した東日本大震災です。

 市内では、全半壊の家屋被害があり、地震発生の夜には帰宅困難者を含め1,000人を超える人たちが避難所で過ごしました。その後、計画停電、水道水からの放射性物質の検出と日常生活に係わる重大な問題が浮上し解決に奔走するとともに、延べ400人を超える福島からの避難者を、市民の皆さまの力を借りて支援しました。休む(いとま)もなく、大気中の放射線量問題、節電計画と本当にあわただしい限りでした。そして、6月定例市議会が終わり、市立病院建設の病院整備構想(案)を議会に提出したところです。

これからも「子育て、教育、文化を大切にした街づくり」「人と人とのつながりを大切にした街づくり」を目指して頑張りたいと思います。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

008 市民の生活を守るため(広報まつど6月1日号)

放射能の影響調査

 福島原子力発電所の事故による放射能の影響について、市独自で放射線の測定をしてほしいという要望を多くの市民の皆さんからいただいています。松戸市としても、県に放射線測定の要請をするだけでなく、市独自での測定を5月下旬から開始しました。測定結果については、引き続き情報提供をしていきます。

 なお、広域での対応を図るため、東葛6市による共通の測定基準等の策定に向け協議を進めています。

節電対策

 政府は、夏の電力不足に対応するため、企業や家庭に昨年と比べ15%の節電をする目標を掲げました。エコタウンを目指す松戸市としても、率先して節電対策を検討するように指示しています。市役所や支所での節電のほか、例えば市民センターの開設日を縮小するなどの方法がありますが、できるだけ安定した市民サービスの提供が行えるようにしてほしいと指示しています。また、市民の皆さんや企業を含めた市全体の節電対策も考えていきたいと思います。

市立病院の建て替え

 6月末までに構想案を作成するため、現在検討をしています。

松戸回廊マップ

 聖徳大学の協力で、水とみどりと歴史の回廊マップ「上本郷地区」、「小金北地区」編が完成しました。学生による作品は「矢切地区」編を入れて3編目になります。彼女たちの視点により捉えられた、史跡・文化財・緑のスポットが感受性豊かに紹介されています。マップを片手に街を歩けば、思いがけない発見に出会えるかもしれません。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

007 南相馬市の桜井市長にお会いして(広報まつど5月1日号)

 去る4月13日、南相馬市を訪れました。南相馬市は、いわき市と仙台市の中間に位置する福島県浜通り北部の中心都市で、人口7万人、国の重要無形民俗文化財に指定されている相馬野馬追で有名な街ですが、今回の福島第一原子力発電所の被災により、市域の大半が警戒区域、計画的避難区域、緊急時避難準備区域に指定されました。

 訪問のきっかけは、惨状を見た同市と友好関係にある矢切サッカークラブから、「できることがあれば何でもしたいので、その旨を南相馬市長に伝えてほしい」という申し出からです。

 南相馬市内は、外を歩いている人はなく、店もほとんど休業状態でした。救援物資も原発から30km離れた相馬市までしか届かないため、必要な分を取りに行っているそうです。早急に屋内退避状況が改善されなければ、廃墟になってしまうのではないかと思われました。

 南相馬市の桜井市長は松戸市のことをよくご存知で、同席した教育長も親戚が松戸にいらっしゃるそうで親近感を持たれていました。南相馬市から本市に避難している小・中学生15人が4月から松戸市で授業を受けられるようになったとお話させていただくと、大変感激され、児童・生徒たちが通っていた南相馬市内の学校に連絡をするということでした。また、民間施設など約100戸を1年間無償で提供する用意がある旨などをお伝えしてきました。

 今一番の問題点を伺うと、南相馬市民のほとんどが北海道から九州まで避難していて、誰がどこにいるか把握できず、連絡が取れないということでした。市民の多くが市外に避難している状況など、大変な苦労をされていることをお聞きし、これを機に、困っているときにはお互いに助け合い、友好関係を深めていこうということで認識が一致しました。私たちとしてもできる限りのことをすべきだと強く感じて帰ってまいりました。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7303 FAX:047-366-1177

本文ここまで