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Go!Go!本郷谷(平成24年度)

更新日:2013年11月25日

 「Go!Go!本郷谷」の記事は、広報まつどの毎月1日号に掲載しています。

027 議会に提案している平成25年度の主要な事業(広報まつど3月1日号)

 現在3月議会に提案している平成25年度の主要な事業について、今回と次回で少しお話ししたいと思います。

 新たな民間保育所は平成24年度に2カ所開所し、25年度2カ所、26年度4カ所を予定しています。その中には認可保育所では県内初の夜間保育所(保育時間11時~24時)も含まれています。さらにグループ型小規模保育事業の実施や20時までの延長保育など保育環境の充実も考えています。

 また全国的に高く評価されている、市が養成した子育てコーディネーターを市内の「おやこDE広場」「子育て支援センター」16施設に配置し、保護者の相談に対応する事業をさらに充実します。子ども医療費の助成は、平成25年度内に今までの入院に加え、通院についても中学校3年生までへの拡大を提案しています。

 人口増加の激しい東部地区においては、エレベーター・冷暖房を整備した(仮称)関台小学校の新設事業を進めます。新たな小学校は新松戸西小以来29年ぶりで、開校は平成28年4月を予定しています。

 住み慣れた地域で安心して過ごせるように、地域包括支援センターは現在の3カ所から11カ所に増設し、医療・保健・福祉が連携して、地域全体で高齢者を支える地域包括ケアシステムの構築を図りたいと思います。

 商工業振興では工場・商業施設・大型事務所などを積極的に誘致し、雇用の拡大を図るため、市内で新たに事業を行う事業者に対して一定の条件の下、経費の一部を補助する制度を考えています。

 平成26年度中にはJR常磐線の東京駅乗り入れ、松戸駅の改良工事がスタートし、また本年秋には伊勢丹松戸店がリニューアルするようです。これらに合わせて、市の中心部である松戸駅周辺に人が集い、にぎわい、活気のあるまちの実現を目指し、現在進めているまちづくり基本構想案を25年度に策定したいと思っています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

026 流通経済大がつないだ2市の友情(広報まつど2月1日号)

 毎年恒例となった消防出初式、七草マラソンそして成人式で年が明けました。成人式は途中から大雪になり、晴れ着姿で参加した人は大変な1日だったと思います。

 今年も「子育て、教育、文化を軸とした都市ブランド創り」「人と人とのつながりを大切にするまち」を主要な2つの政策とするとともに、「活気のあるまち」や「安全・安心なまち」を常に心掛けて仕事をしたいと思っています。

 昨年12月に子ども医療費助成給付対象年齢の拡大(0歳から小学校6年生までは入院・通院とも、中学生については入院)を行いました。子ども医療費助成の拡大を図っている中での一環ですが、これで小学校入学前までだった制度が数次の改正を経てだいぶ充実しました。目標の中学校卒業までの入院・通院助成の達成に向けて全力で取り組んでまいります。

 4月には、市役所の組織を13年ぶりに大きく改正します。組織改革では、「担当部長」とその上に置いた「本部長」を廃止し、現行の8本部13担当部から19部とし、シンプルで市民に分かりやすい市民サービスの向上につながる組織を目指します。

 1月30日に松戸市観光協会と茨城県龍ケ崎市観光協会とが両市長・流通経済大学学長立ち会いの下『夢をつなごう!松龍“友だち”宣言』を締結しました。これは流通経済大学のキャンパスが龍ケ崎と新松戸にあることをきっかけに、同大学の学生が橋渡しとなった交流が結実したものです。両市の観光だけでなく、各分野で交流を深めていきたいと思います。

 昨年末、秩父宮ラグビー場で流通経済大学のラグビーの試合を観戦しました。勝てば全国大学選手権大会の準決勝に進む大事な試合で、24対45で早稲田大学に負けましたが、良い試合でした。年明けにはラグビー部の方がお礼のあいさつに来てくれました。今年こそ全国大会での優勝を目指して、流通経済大ラグビー部がんばれ!!

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

025 今年もあと残り1カ月となりました(広報まつど12月1日号)

 今年を振り返ってみると、放射能の測定・除染、剪定枝・焼却灰の処理、健康対策など、福島第一原子力発電所による放射能問題への対応に引き続き取り組みました。この一年で安心して暮らせる街へ一歩踏み出せたと思います。

 人口に関しては、震災後に若干の減少傾向がみられたものの、先月からまた増加に転じました。今後も、少しずつでも人口が増える施策を講じて行きたいと思います。

 長年の懸案事項だった新病院建設に、一定の見通しがつくのも重要なことです。

 国家公務員を100として給料水準を示すラスパイレス指数が県内で1番高かった問題も一定のめどが立ったと思っています。期間限定ではありますが、市として初めて管理職の給料削減をするとともに、管理職数を2年間で約500人から約400人に削減しました。さらに、12月市議会に提案する給料表の改定などが実施できれば、長期的な給料の見直しに見込みが立つことになります。

 また、年齢制限のない民間等職務経験者については今年9人採用し、来年度18人の採用予定者に合格を出していますから、2年間で計27人の採用ができそうです。

 市の組織については、平成12年度に機構改革した部長の上に本部長を置く「本部制」をフラットな組織の「部制」とする改正案を12月市議会に提案します。

 耐震化については、震災の場合の避難場所になっている学校の体育館の耐震工事を終了し、学校施設の耐震化も、可能な限りの前倒し実施を計画しました。

 防犯対策については、自主防犯組織への補助金の交付や、犯罪抑止効果の高い防犯カメラ33台の設置などに力を入れました。

 待機児童の解消に向け、2園の民間保育園を新設しました。

 そうこうしているうちに年が暮れそうです。年も一つ取りました。来年も元気な松戸になればと思っています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

024 45年前から息づく「自分の街は自分たちで」(広報まつど11月1日号)

 10月1日の議会において新病院建設に関連した補正予算が可決され、「急性期病院の千駄堀への移転」が一定の方向性として決定されました。大変長い間の懸案でしたので、一時も早く計画どおりに新病院を建設することが多くの市民の願いだと思いますし、市の役割だと思っています。

 市内で最初に放課後児童クラブを始めた「学童保育杉の子会」開設45周年式典に出席しました。まだ放課後の子どもを預かる制度がなかったころに、稔台の人たちと教会とが一体となって、自力で事業を始めた話を聞いた時、私は感激で胸がいっぱいになりました。街づくりの原点を見たような気がしたからです。稔台の人たちが、自分のことだけでなく、地域全体に目が向いていたということを知り、私も勇気をもらった気持ちになりました。

 待ちに待った、松戸駅の改良計画が実施されることとなりました。平成26年度当初に工事着手され、31年度中に工事が完了する予定です。常磐線と新京成線の各ホームにエレベーターとエスカレーターが新・増設され、幅約14mで24時間の通行が可能となる改札外通路に生まれ変わります。さらに、駅南側に駅ビルの建設も構想されています。少しでも早い、エレベーターの供用開始と、駅および駅周辺に人が集い、にぎわう、活気あるまちの実現に向け努力していきたいと思っています。

 戸定邸に一昨年・昨年のウィーンフィルメンバーに続き、ベルリンフィルメンバー2人をお招きしてコンサートを行いました。徳川昭武公が132年前にベルリンを訪れたことにちなむ催しです。美しい庭園に囲まれた重要文化財の中で、世界最高峰の演奏を間近に聴けるのは松戸ならではのぜいたくではないでしょうか。大輪の菊花で戸定邸を囲み、子供達の成長を願う「菊で祝う七五三」も開催中です。これからも、『文化の薫り』を世界へ向けて情報発信していきたいと考えています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

023 9月もいろいろありました(広報まつど10月1日号)

 9月議会において、市立病院の千駄堀地区への移転に関する基本設計費などの予算案を提案させていただき、特別委員会では全会一致で可決されました。本日、最終日を迎える本会議で採決され、正式に決定か否かが決まります。決まりましたら、その内容等について追って説明させていただきたいと思っています。

 NPOへ委託した「空き店舗を活用した事業」において、県から補助目的の「緊急雇用創出事業」に合致しないとの指摘を受け、約3,000万円の補助金を返還することとしています。市としては、その全額をこのNPOに請求することにしました。協働の取り組みについては、これからも変わらず推進していく方向です。せっかく育ちつつある協働の芽が摘まれることがないように、他のNPOの信頼回復に向けた支援を検討していきたいと思います。

 市内中学生が同級生からいじめを受け、けがをしたとして松戸署に被害届を提出し受理されました。この事件について深刻に受け止め、「いじめがあった」という認識のもと真相の究明に努めています。特に心に深い傷を負ってしまった生徒について十分なケアに努めるとともに学校に早く戻れるようにすることと、市を挙げて「いじめ防止」に対して実効性のある対策を講じることに全力を傾けています。

 国が実施する「子ども・子育て関連3法」の都道府県・政令指定都市・中核市担当者説明会において、おやこDE広場の一時預かり、子育てコーディネーター認定など本市の子育て支援策が先進自治体の取り組みとして紹介されました。大変名誉なことだと思っています。

 現在、主な生活空間における平均的な空間放射線量を、毎時0.23マイクロシーベルト未満にすることを目標に除染作業を実施しています。保育所(園)・幼稚園・市立学校施設における校庭などの活動空間については既に終了し、公園も9割以上で終了しました。残っている施設についても全力を挙げて除染作業を進めています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

022 来年は松戸市制施行70周年(広報まつど9月1日号)

 松戸市が市になったのは昭和18年です。当時の約4万人から現在は48万人の大都市に、約70年の間に人口は12倍になったのです。特に記念式典は予定していませんが、「市制70周年記念」の冠をつけ、イベントを充実させる方向で検討をしている案件についてお話しします。

 毎年、正月明けに行っている七草マラソン。年を追うごとに盛んになり、今年は5千人近い申し込みがありました。平成26年の1月になりますが、現在の10キロマラソンを『ハーフマラソン』に延長しようと、松戸市体育協会と市が協力して検討しています。距離を延ばすことにより、今まで以上の参加者の増加や、マラソンルート、警察との協議、従来以上のボランティアの協力など、実施に向けた課題と解決方法を検討しています。

 平成23年度より、市民参加による「都市ブランド」創りを進めています。昨年度はワーキングチームを設置し、市民61人にまちづくりファシリテーター(会議の促進役)になっていただいて、35回のワークショップを開催し、401人の市民の参加により検討してきました。本年度は市制70周年に合わせ、松戸市の目指す都市ブランドのシンボルとして、市の魅力を発信するための『ロゴマークとスローガンの募集』を近々予定しています。

 8月9日に茅ケ崎市で、『宇宙飛行士ゆかりのまちサミット』が行われました。本市では、名誉市民で宇宙飛行士の山崎直子さんが地球に帰還した4月20日を「まつど宇宙と科学の日」としていますが、来年4月20日(土曜)には山崎さんの参加のもと、さまざまなイベントを予定しています。

 来年は森のホール21も開館20周年を迎え、国の重要無形文化財に指定されている伝統芸能や日本を代表する指揮者・オーケストラを招くなど、さまざまな特別公演を予定しています。なかなか聴く機会のない演奏です。楽しみにしていてください。

 現在はまだ検討段階ですが、今後準備を進め、市民の皆さんと一緒にお祝いできる70周年にしたいと思います。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

021 今年も暑い夏になりそうです(広報まつど8月1日号)

 今年は、高校野球千葉県大会(172チームが参加)で、ベスト4に専修大学松戸高校、県立松戸国際高校が残りました。松戸市は、野球をはじめスポーツは大変盛んですが、高校野球については、今まで甲子園に行ったことがありません。松戸市から初めて甲子園出場が決まればこんなうれしいことはありませんでしたが、残念ながら両校とも準決勝で負けてしまいました。両校とも最後まで大変素晴らしい頑張りでした。両校の選手にエールを送りたいと思います。

 市内の多くの小・中学生がスポーツ・音楽などでさまざまに活躍する一方、全国の学校で「いじめ」が大きな問題になっていますが、松戸市においては、中学校の生徒が学校への爆破予告で補導されました。大変悲しい出来事でした。

 子どもの教育は家庭・学校だけではできません。夏休みに地域で活動する子どもたちを見守るため、地域の人たちみんなで、協力していく必要があると思っています。

 また職員には、不祥事が起きないようにするのが一番大切ですが、もし不祥事が起きたら、事実をしっかりつかんで、公表し、再発防止することが重要だと話しています。

 昨年は大震災の影響で中止するところが多い中、大震災復興支援と位置付け花火大会を実施しました。大変好評で、多くの市民に楽しんでいただけたと思います。

 今年も8月4日(土曜)に、関係者の方のご協力や、予定額を超える多くの協賛をいただいたおかげで、昨年の8,000発を上回る8,700発の花火を打ち上げる予定です。昨年にも増して素敵な花火大会になると思います。

 今日から8月31日(金曜)までアートスポット松戸で親と子どもで“遊び”“創り”“体験する”イベント「親子エンジョイステージ2012」を開催します。8月9日(木曜)・10日(金曜)には趣のある献灯まつりが、各地区では盆踊りもたくさん行われます。参加したことがない方は、一度顔を出してみたらいかがですか?新しい発見があるかもしれません。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

020 振り返るとあっという間、思い出すといろいろあった2年間です(広報まつど7月1日号)

 平成22年7月5日の初登庁から早いもので2年がたちます。職員はしっかり話を理解してくれるだろうか、仕事は前に進むだろうか、議会は、懸案事項に賛成してくれるだろうかなどの思いを抱きながらの初登庁でした。

 職員とは互いに議論を続け、初めての議会では大変多くの質問をいただきました。そして、予算を議会で審議する矢先に、東日本大震災が起きました。

 大震災の対応では、延べ400人近くの福島県等からの避難者の受け入れを全国に先駆けて実施した他、災害対策として「小・中学校耐震改修工事の前倒し」を行い、県外3市と防災協定を締結しました。

 放射能対策については、いち早く放射線量を測定し、放射能の除染についても、市民の皆さんの不安を取り除くため約30億円を掛けて全力で実施しているところです。

 この2年間に取り組み、達成できたことを子ども・子育て支援分野で挙げると、「小学校卒業まで医療費助成を拡大」「子宮頸がんワクチン・ヒブワクチンおよび小児用肺炎球菌ワクチンの予防接種の実施」「不妊治療助成制度の確立」「保育所の一時・特定保育の拡大」や、「市内の私立幼稚園の預かり保育事業への支援」などがあります。特に待機児童対策として、市長就任時から平成25年度までに民間保育所5カ所の新設にめどを付けることができました。

 また、松戸を元気にするため「松戸駅周辺の活性化」「地域の問題は地域で解決する仕組みづくり」「図書館の充実」「スポーツの振興」「文化が薫る街づくり」「災害弱者への対応」「産業振興」など多くの課題に対し全力で取り組んでいます。

 震災・放射能対策等不測の事態への緊急対応もあり、まだまだ不十分なところもたくさんありますが、将来を見据えて魅力ある「まつど」にしていくため、議会の協力を得ながら、これからもまい進していきます。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

019 いろいろな所で頑張る市民の皆さんを応援しましょう(広報まつど6月1日号)

 市の小・中学生の活動で特に有名なのは合唱や合奏です。全国大会で毎年金賞を取る実力があります。その他野球やサッカー・レスリング・交通安全子供自転車大会・バドミントンなど全国レベルの児童・生徒を輩出していますが、寂しいことに高校生になるとその生徒たちが市外の学校に多く進学しているのが現状です。

 今回春の千葉県高校野球大会で、専修大学松戸高等学校が優勝しました。市内の高校では初の快挙です。さらに決勝戦を争ったのが、市内の松戸国際高等学校だったのです。甲子園で優勝を争う力を持つチームが目白押しの千葉県で、市内の高校同士で決勝を争うなんて空前の快挙です。夏の県大会でも市内の高校が優勝し、市として初の甲子園への出場を勝ち取れるようみんなで応援しましょう。

 「にっぽん子育て応援団」によるNPO/市民活動団体と自治体との連携に関する調査で、松戸市が全国で2年連続2位になりました。これまで取り組んできた「ほっとるーむ」での一時預かりなど、利用者の希望に合わせた多様な形態の子育て支援施策に加えて、「スタッフ養成講座」など子育てを支援する市民を積極的に養成していることなどが評価されたものです。

 5月に行われた個人の民有林を市民に開放する「オープンフォレストin松戸」は、全国でも初めてではないかといわれる大規模なものでした。今回のオープンフォレストは樹林地所有者の協力と、日頃か らの多くのボランティアの活動により実現しました。こういった活動が評価され、平成22年度に本市は「緑の都市賞」の国土交通大臣賞を受賞しています。

 今月の18日から、メキシコで開催される「ロボカップジュニア世界大会」に小金中学校科学部が出場します。高校生に交じって、全国大会で優秀な成績を収めたその実力を異国の地でも存分に発揮するよう期待しています。

 市民の皆さんがいろいろな所で頑張っています。我々も皆で応援しようではありませんか。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

018 天野医師に市民栄誉賞(広報まつど5月1日号)

市民栄誉賞を授与する天野篤医師は松戸市に在住する56歳の方です。今年の2月に天皇陛下の冠動脈バイパス手術を執刀し、見事、手術を成功させました。患者の負担を軽減するため、心臓を動かしたまま心臓の手術を可能とするオフポンプ式の冠動脈バイパス手術の第一人者で、『神の手』とも言われ、国内外の高い評価を受けています。
天野医師は平成4年から11年間、市内にある新東京病院の心臓血管外科部長として活躍されました。
現在も順天堂大学の教授としての仕事の傍ら、週に1回新東京病院で患者さんを診ておられ、松戸市における地域医療の進歩発展に大変貢献していただいています。
このことは松戸市民として、大変誇らしいことですし、今後とも天野医師のご活躍をお祈りするものです。
なお松戸市の市民表彰は、これまで名誉市民を元参議院議長倉田寛之さん、宇宙飛行士山崎直子さん等4人の方に、市民栄誉賞を阪神タイガース監督和田豊さん、埼玉西武ライオンズ投手涌井秀章さん等5人の方に授与しています。

姉妹都市ホワイトホース市の方々が松戸市を訪問

松戸市がオーストラリアのホワイトホース市と姉妹都市提携を結んでから、昨年で40年を迎えました。ユーカリの植樹を行っていた松戸市に、日本に姉妹都市を求めていたボックス・ヒル市(現ホワイトホース市)の市長からの打診があり、当時の松本清市長が提携を行ったものです。松戸市として唯一の姉妹都市先です。
毎年5月12日の提携記念日にそれぞれ両市で同時に植樹し、友好の発展と緑化の推進を願うグリーン・ツリー・デー(樹の日)も今年で9回目になります。また5年ごとの公式交互訪問等により友好を深めています。
震災の影響で1年延期された今回の訪問は、5月10日(木曜)に来松され、15日(火曜)に帰国の予定です。両市の友好のため、多くの市民の皆さんとご一緒に、オーストラリアからの友人を温かく迎えたいものです。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

017 今年度も課題山積です(広報まつど4月1日号)

ラスパイレス指数

国家公務員を100として給料水準を示すラスパイレス指数が、松戸市は104.5と県内で1番でした。これは、松戸市の管理職比率が、他市に比較して突出して高いこと(一般行政職の管理職比率:松戸市は34%、船橋市・市川市・柏市は22~25%程度)が主な原因です。同じような仕事をして、他市より指数が高いことに大変問題があります。管理職比率の低減対策とともに、短期的な是正措置として、特別職5%、本部長・部長・課長級3%、課長補佐級1%の給料削減を平成24年4月より2年間実施することにしました。

松戸市の焼却灰等の最終処分場状況

松戸市内で発生した焼却灰等は、国の基準を超えないものの全量を市外・県外の処分場にお願いし、埋め立て処分をしています。処分先の自治体や住民の皆さまには心よりお礼申し上げます。県内では銚子市に協力をいただいています。他の自治体も折を見てご紹介しますが、市民の皆さまには、日頃お世話になっている銚子市などに足を運ばれ、観光の振興に貢献していただければ幸いです。

市民の皆さまへ緊急のお願い 除染土壌等の仮保管場所の確保

クリーンセンターの飛灰の濃度は、3月の結果でも9,700Bq/kg程度で、埋め立て処分ができずに場内保管しています。飛灰は、1日に1~2t発生します。県の提案している手賀沼流域下水道終末処理場での一時保管は早期実現が困難な状況です。また、今年度から始まる一般家庭の本格的な除染に伴い、早急に保管場所が必要となります。保管場所の確保について皆さまのご理解をお願いします。震災がれきについては、受け入れるべきと考えていますが、和名ケ谷クリーンセンターでは基幹整備を控え、市全体の焼却能力に余裕がなく、受け入れを表明できません。被災地の皆さまに大変申し訳なく思っています。

 本郷谷 健次(ほんごうや けんじ)

お問い合わせ

総合政策部 秘書課

千葉県松戸市根本387番地の5 新館5階
電話番号:047-366-7303 FAX:047-366-1177

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