東部地域の自然・風景

　東松戸ゆいの花公園は、平成19年5月に開園した面積約1ヘクタールの公園です。公園の名称になっている「ゆいの花」とは、実際にある花ではありません。「市民一人ひとりが『花』によって結ばれ、『花』を通じて輪が広がり、『心の潤い』や『心の安らぎ』を感じてもらえれば」という思いが、この「結(ゆ)いの花」という名に込められています。
　園内には、約200種類の樹木・草花が植えられ「市民花檀」「イベント」等を通じて市民が学び活動できる花の公園を目指しています。

　都営八柱霊園は、昭和10年に東京市営八柱霊園として当時の八柱村に開園した面積約105ヘクタールの広い霊園です。
　お彼岸やお盆の時期には、1日数万人の墓参者でにぎわいます。また、園内は、起伏に富んでおり、芝生でおおわれたなだらかな丘や、フランス風の幾何学模様の庭園、四季折々の木や花が植えられ、首都近郊の公園として、近隣の人々の散策や休憩の場としても利用されています。
　参道に植栽されたケヤキは、昭和10年の都営八柱霊園開設時に植栽されたもので、市内で一番古い街路樹です。

　国分川の両岸1.2キロメートル程に、ボランティアの方々と共に80本の桜を植樹しました。桜の間には、パンジーを植え、川の中に水生植物を植えました。そして、鯉・フナなどの稚魚を放流したところ、川蝉が飛来してくるようになりました。