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事業管理者・総長からのご挨拶

病院事業管理者に就任して
松戸市病院事業 総長 植村研一

平成22年8月1日付けで松戸市病院事業の総長と併せて管理者に就任致しました植村研一です。就任にあたりまして一言ご挨拶申し上げます。松戸市病院事業では、それぞれ使命を異にする松戸市立病院と松戸市立福祉医療センター東松戸病院の2つの病院を運営しております。松戸市立病院の使命については、市民の急性期医療のニーズに応えて、民間病院では受けられにくい非採算性医療をも含めて、安全で高度な医療をいつでも提供することです。一方、松戸市立福祉医療センター東松戸病院の使命については、松戸市立病院での急性期医療に引き続いて、リハビリテーションを含めた回復期医療を必要な患者に提供すると共に、本格的な高齢社会の到来を踏まえホスピスケアや人間ドックの充実など、急性期病院では対応が難しい課題にも対処することです。

 さて、私は、平成20年4月に松戸市病院事業の顧問として、翌21年には総長として就任して以来、「うそのない医療」、「患者のための医療」、「チーム医療」に徹するように努めて参りました。 うそのない医療においては、同時に患者の心を傷つけてはならず、患者の心を支えなければならなりません。また予期せぬ問題に対しては、「うそをつかない」、「逃げない」、「ごまかさない」の3原則も守らなければなりません。患者と医療者とは利害が相反する場合が多く、患者のための医療に徹するには医療者側のエゴを抑制する必要があります。また、医師、看護師、コメディカル、事務職等のチーム医療が不可欠であり、両病院の更なる発展のためには、患者のみならず医療スタッフが集まって来る必要がありますが、そのためには医療スタッフにとっても働き甲斐と働き易い職場環境を整備する必要があり、より高度で質の高い医療を提供して行くためには臨床研究や優秀な医療スタッフを育成する教育も欠かせません。

 そして、患者(家族)、医療スタッフ、全ての人から「ここに来て良かった」と思われる病院を目指して参ります。なお、両病院の施設・設備については、老朽化・狭隘化に加え、耐震性に劣るため、早期の建て替えが長年の懸案として大きな課題となっております。この課題の解決にあたっては、これまでの取り組みの経緯を踏まえるとともに、市民、患者、医療スタッフをはじめ各関係機関のご理解とご期待に応えられるよう全力で取り組んで参りたいと考えておりますので、一日も早い解決に向けて多くの皆様方のご支援とご協力をよろしくお願いいたします。