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「迅速救助へ多様な訓練」市消防局

更新日:2015年10月22日

災害救助犬や医師と連携

災害時の迅速、的確な救助に向けて、松戸市消防局ではさまざまな災害現場を想定した訓練が行われています。10月中旬には、救助隊が災害救助犬や医師と連携した災害救助訓練で効果的な救助・救命の手順を確認し、相互理解を深めました。平成26年に発隊した「松戸市高度救助隊」は、多様な訓練を通じて着実にスキルアップを続けています。

一人でも多くの人命を救うために

人と犬、一体で捜索

市消防局と救助犬との連携訓練は、大規模災害時に人力や機械だけでは捜索しにくいケースを想定して行われました。倒壊した建物の中、どこにいるか分からない要救助者に対し、まずは声掛けから始め、地中音響探知機の投入、救助犬の出動と、順番に捜索していきました。救助犬は、においがする場所で吠えて要救助者がいることを知らせていました。

災害救助犬は、鋭い嗅覚を使って災害時に行方不明者を捜し出す訓練を受けた犬で、世界中の災害現場で活躍しています。日本では、阪神・淡路大震災から知られ始め、東日本大震災等で実績をあげています。今回は、一般社団法人ジャパンケネルクラブの認定を受けたシェパードの「ティナ号」とラブラドール・レトリーバーの「リブ号」が協力してくれました。


救助と医療の連携

災害派遣医療チーム「DMAT(ディーマット)」との訓練は、災害現場で初動医療体制の遅れ等により「防ぎ得た災害死」をなくすため、救助隊と医療の円滑な連携活動を図るものです。災害現場の最前線に立つ消防の救助隊・救急隊と、後方支援部隊となるDMATの意思疎通が円滑に行われることで、あわただしい災害現場で効果的・安全に救助救命活動を進められます。

DMATは、医師・看護師等で構成されます。災害直後に、被災地内や災害現場で活動する能力を持つ、機動性のある専門的な訓練を受けた医療チームです。今回の訓練は、松戸市立病院のDMATが参加しました。
訓練は、屋内でけがをして動けない人に対し、実際にDMATの医師が救助隊員とともに現場の狭い空間に入り、医療行為をしました。「普段と違って視界が狭く、いつも近くにあるべき器具もなくて困った」と、暗く狭い場所で医療にあたった医師。
実際は、危険なために医師は入れない現場が多く、消防の救急隊が現場と医師をつなぐ役割を果たします。また、指揮隊は、複数の場所にまたがる救助活動を把握し、的確な指示を出す必要があります。

災害現場さながらの緊張感

今回の2つの訓練は、情報が錯そうする災害現場でいかに関係者と円滑な連携が取れるのかがポイントとなりました。消防訓練センターでは、普段から災害の程度や要救助者の状態、現場の危険度など、さまざまな状況を想定し、本当の災害現場さながら緊張感のある訓練が行われています。

関連リンク

松戸市消防局および市立病院から被災地へ派遣しました

松戸市高度救助隊

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