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教育長インタビュー「松戸の教育 今、これから」

更新日:2015年9月10日

平成27年度からの教育委員会制度の改革の一つとして、教育委員長と教育長を一本化した新教育長が任命されます。松戸市では新教育長として「伊藤純一氏」が任命されました。伊藤純一教育長は、かつて市内の校長を経験された教育長として実質3年目を迎えられます。

子どもの健やかな成長に密接に関わる「教育」。
松戸の「教育」の今、これからをズバリ聞いてきました。

教育委員会・教育長とは?

教育委員会トップの教育長とは?

教育と名の付くもの(学校教育、特別支援教育、幼児教育、社会教育など)の全責任を負う教育委員会をまとめているのが教育長です。
教育は、政治に左右されない中立で独立した機関です。
その中で市長がきちっと責任をもって関わっています。

最近いろいろな所で青いポスターを見かけますが、今年度の教育委員会のとりくみを、よりわかりやすくポスターにして発信しようとしたきっかけは?

これまでも、いろんな形で発信してきましたが、専門用語が多く市民のみなさんにはなかなかわかりづらい。
学校が何をやっているかがわからない、見えないと、何か問題が起こったときに保護者の方も100%信用してくれませんね。

だからこそ大事になるのが、発信力だと思っています。
私たちがやっていることを、工夫してわかりやすく市民のみなさんに伝えたのが、このポスターです。
作成に、1か月はかかったな~。

松戸市教育委員会

平成27年度教育方針と主要施策

生きる力を育む学校教育とは?

「生きる力を育む」とはどういう意味と考えますか?

学校の教育目標は、昔から「知」「徳」「体」といわれてきました。
子どもには、明るく元気にたくましく育ってほしい、と考えられていた時代もありましたが、今はどこまでも優しく、なるべく辛い思いをさせたくないと考える世の中の風潮もありますね。

私は、「学校教育は時代の流れに対してどうしたら抗える(あらがえる)か?」と考えています。
例えば、スマホ。大人は情報が早く手に入るので大変便利ですが、子どもたちもそれでいいでしょうか?
面倒でも、手を使って調べる…その過程で様々なことが身に付きます。

義務教育9年間の中で、生きるのに基本的な力と成功体験を身に付けさせたい。
子ども一人ひとりの成功体験は、大人になって壁にぶつかった時に乗り越える原動力になる。
その成功体験は、学力だけではない。
その子一人ひとり違っていい。ブロック大会で優勝する、小さなコンクールで賞をとる・・・何でもいい。
学力テストの順位だけに振り回される学校には、したくないですね。

「学力テスト」で、松戸の子どもたちはほぼ全国平均のようですが、このテストはどのようなものですか。

「学力」というと、目に見えてわかりやすいですね。
「学力テスト」と一般的に報道されていますが、正確には「全国学力・学習状況調査」です。

これは、全世界的視野に立って、20年~30年後の子どもたちにどういう能力を身に付けさせればいいかを判断する、国際的な生徒の学習到達度調査(PISA)が始まりです。
その流れにのって、日本の子どもたちにはどんな能力が備わっているといいかの調査をしています。
その結果を「学力テスト」と、一般では言われています。

学校教育の取り組みの一つになっている「言語活用科」は、どんな教科ですか?

松戸市が「言語活用科」の取り組みを始めて、5年目になります。
松戸市全小中学校が、国から「教育課程特例校」指定を受けている、松戸だけのオリジナル教科です。

英単語を知っている、物語をたくさん読んでいる…だけではダメなんです。
普段の英語や国語の授業とは違い、その言葉を使って論理的な文章を書く練習や、相手に自分の想いを伝える文章が書けたり、言えたりするための授業です。

生徒同士で討論もやりますよ。小学校低学年のうちから、たくさんの言葉を知り、はっきり自分の意見が発言できるようになって欲しいです。

小学3年生からの英語は、必須になりますか?

平成30年度より、国全体で小学3年生から英語が必修になる予定です。
松戸市では平成28年度から「言語活用科」もアップグレードをしたいと考えています。

いじめ問題について

「いじめ問題」について、松戸市の取り組みは?

まずは「予防」の観点から、毎月1回、生徒にアンケートを行っています。
次に教員の目、大人の教育的文化が整っていれば、いじめはなくなっていくと思います。
隠れていじめをする子どもたちが出てきますが、「いじめはダメ」という文化作り、思いやり、友達づくり、コミュニケーションを通して予防していきたい。

いじめなどの問題行動は、語彙(ごい。言葉のバリエーション)が少ないために自分の思いが的確に相手に伝えられず、短絡的な思考によって起こることが多いです。
考える力があれば、簡単に自分をダメにしません。子どもたちに、いかに「言葉」を与えるか、そのためにも「言語活用科」の日本語教育は大切だと考えています。

さらに、いち早く対応できるよう「松戸市いじめ防止対策委員会」が今年から出来ました。
家庭、学校と併せて機能すれば、いじめ問題に早期対応できると考えています。
スクールカウンセラーも、今年から一人増やしました。

幼児家庭教育の取り組み

小学校に入る以前の、幼児期の教育についての考えは?

「脳トレ」で有名な、川島隆太教授をご存知ですか?
幼児期の子どもたちが、IT機器(スマホ・テレビ・パソコン)とどう関わったらいいか研究している方で、「早寝早起き朝ごはん」を脳科学的視点から解説して、テレビに講演会に引っぱりだこですよね。

乳幼児期からの保護者などの周囲の大人からの言葉の投げかけは、とても大切です。生きる力を育てます。
また、話したり行動することで、脳が良く動きます。
スマホを見ながら授乳するお母さんが増えています。この時、たった10分でいいから子どもと目を合わせてみる、話しかけてみると脳のシナプスがつながって脳が活性化するのだそうです。

平成28年2月に、川島隆太教授の講演会も予定しています。

親も子も、スマホ・タブレットに頼る生活になってしまっている現状がありますね。

どんな教育的な内容の教材であっても、映像で流しっぱなしでは、脳はリラックスして休んでしまいます。
子どもの脳は、字を読んだり、話したり、コミュニケーションすることで活性化されます。

今、子育て中のお母さんは、子どもを「泣かせられない」環境にあります。

いろんな情報が溢れていて、子育ての考え方が、より丁寧により細かくなってきてしまっている。
昔は、地域に教育力がありました。
日本のバランスのよい子育ては、地域のつながりによるものでした。今は、それが弱ってきています。

幼いときから親に「いい子」を求められ、自分を表現することを押さえつけられてきた子どもが、不登校などにつながっていくのではともいわれていますが。

私自身も、危惧しています。
幼児期の子どもが、日常生活の中でどんな言葉かけの環境にいるかが、将来的な学力や生きる力に大きな差を生むのではないかと感じています。

社会全体で子どもたちのために、どんな教育文化を作っていけばいいか、よりどころになる松戸市の幼児期教育の基本的な姿勢を、パンフレットや講演会で広めていきたいと考えています。

その他の取り組み

平成27年度のその他の取り組みを教えてください。

松戸の図書館が、変わります。
松戸市は、48万人と大きな都市です。それぞれの地域の環境にあった図書館、特色を生かした図書館を作りたいと考えています。

専門分野に詳しい人のための図書館や、落ち着いて家で勉強できない子どものためのスペースのある分館、地域によっては遅い時間まで開いていたり…。
今後、今年5月に策定された「図書館整備計画」に基づいて、整備していきます。

新しく東松戸に小学校が誕生しますね。

近代的な建物になっていて、エレベーターがあります。冷暖房完備です。
体育館の上の屋上にプールがあります。
本を読みながらパソコンで調べ物ができるラーニングセンターや、壁をなくしたオープンスペースを設けました。

教育長からひとこと。

市内には伝統を持った地域、新しい地域などがあり、統一してこういう方針で行こうとするのは難しい面がありますが、松戸市の特性にあった教育、松戸市にしか出来ない教育をしたいです。
極端な話になりますが、部活中心、学力中心の学校があってもいいと思っています。
これからはそれぞれの学校の特徴や取り組みなど、どんどん発信していきたいですね。

編集後記

今回松戸の教育を、直接教育長さんから聴くことができました。
堅いイメージのあった教育委員会ですが、伊藤教育長は笑顔が親しみのある、とてもユーモアのある方で、松戸市の子どもたちのために、真剣に考えてくれていることが実感できました。
松戸のこれからの未来が、大いに期待できる取材となりました。

教育長とまつどあスタッフの写真

取材

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子ども部 子ども政策課
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電話番号:047-704-4007 FAX:047-365-1009

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