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ケニア環境副大臣ワンガリ・マータイ氏(当時)が来松
-新松戸南小で「もったいない教室」を開催しました-

 平成18年2月15日(水)、2004年にノーベル平和賞を受賞したワンガリ・マータイ氏(ケニア環境副大臣、当時)が、市立新松戸南小学校に来校しました。

 同校の児童は、マータイ氏の提唱する「MOTTAINAI(もったいない)運動」に感銘し、昨年から総合学習で、給食を残さないなどの運動に取り組んできました。今回は、そんなさなかでの訪問となりました。

 マータイ氏は、「もったいない授業」において、子どものころ、近くの川で毎日カエルの卵を見るのが大好きで、生き物への興味が高じて生物学を志したエピソードなどもまじえ、
「もったいないは、3R(消費削減=リデュース、再使用=リユース、資源再利用=リサイクル)に加え、物を大切に、最後まで使うという精神と知恵が含まれた素晴らしい言葉。子どもたちに、健康的な環境を残していくために、この言葉を世界中に広めたい」
と、優しく児童へ語りかけました。

授業で「MOTTAINAI」について、熱く語るマータイ氏

授業で「MOTTAINAI」について、熱く語るマータイ氏

 授業の後、マータイ氏の来校を記念して、いつまでも「もったいない精神」が引き継がれるよう願いを込めて、ユズリハの木を植樹しました。また、昼食は、6年生の児童たちと給食を楽しみました。

 今回の「もったいない教室」には、マータイ氏の「MOTTAINAI運動」に賛同し、講談"もったいない善兵衛"を創作した本市の「もったいない運動推進大使」でもある講談師・神田紫氏も参加されました。

川井前市長とともに”もったいない三唱”をするマータイ氏

"もったいない三唱"をするマータイ氏  

マータイ氏の来校を記念して、ユズリハの木を植樹

マータイ氏の来校を記念して、ユズリハの木を植樹

6年生の児童と給食をともにするマータイ氏

6年生の児童と給食をともにするマータイ氏

川井前市長・マータイ氏・ムブルー公使を囲んで

川井前市長・マータイ氏・ムブルー公使を囲んで

市から贈られたタスキをかけるワンガリ・マータイ氏

【ワンガリ・マータイ氏の経歴】

 1940年4月1日生まれ。ケニア出身。1977年に有志と「グリーンベルト運動」を創設して植林を始め、これまでケニア全土に3000万本の木を植えてきました。この運動は、自然保護にとどまらず、植林を通じて貧しい人々の意識を高め、女性の地位向上を含むケニア社会民主化の原動力となっています。
 2002年に、ケニア国会議員に初当選。翌年、環境副大臣に任命されました。また、環境や人権に対する長年の貢献が評価され、ノーベル平和賞を受賞しました。
 2005年に来日した際に、「資源を大切にする」という意味の「もったいない」という日本語を知って感銘を受け、「この言葉を国際語にしたい」と、今も世界各地で呼びかけています。さらに、「限りある資源を有効に使い、皆で公平に分担すべきだ。そうすれば、資源をめぐる争いである戦争は起きない」と、主張しています。

  ワンガリ・マータイ氏は2011年9月25日(日本時間26日)永眠されました。

 心からご冥福をお祈りします。

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