千葉大学園芸学部創立100周年記念特別展
庭園の記憶
-与謝野晶子の「松戸の丘」と園芸学校の絵画-
開催中の展示会
1909(明治42)年、松戸に創設された千葉大学園芸学部は、今年創立100周年を迎えました。都市と深い関わりを持つ園芸と造園から、生命科学、環境科学に及ぶ分野の教育研究が続けられると共に、古くから、文化芸術を育む沃土ともなってきました。戦前は「園芸学校」と呼ばれ、構内の美しい庭園や花卉園は東京近郊の景勝地として親しまれていました。花の時期には多くの人々で賑わい、画家たちも絵を描きに来ました。また歌人の与謝野晶子は、この地に咲き乱れるヒナゲシを見に訪れ、60首もの短歌を詠んでいます。
この展覧会では、松戸の園芸学校で生まれた文学・美術作品や、同校で教えた植物学者・牧野富太郎による植物画など、80点余りの作品・資料を一堂に展観します。庭園に眠っている記憶を呼び覚まし、私たちに残された先人の遺産を改めて味わおうとする試みです。
展示構成
1 与謝野晶子と「松戸の丘」:与謝野晶子、与謝野寛、西村伊作、徳永仁臣
2 与謝野夫妻と板倉鼎・須美子:板倉鼎、板倉須美子
3 描かれた園芸学校:堀江正章、石井柏亭、田中寅三、小堀進、浅山英一
4 先生の植物画:牧野富太郎
5 園芸学校関連資料:湯浅四郎、森歓之助





