退職所得に対する住民税の求め方
■退職所得に対する住民税の求め方
(A) (B)
(退職金-退職所得控除額) × 1/2 × 税率 × 0.9 = 退職所得に対する住民税
(A)退職所得控除額の求め方
| 勤続年数 | 退職所得控除額 |
|---|---|
| 20年以下の場合 | 40万円×勤続年数 (最低80万円) |
| 20年を超える場合 |
800万円+70万円×(勤続年数-20年) 又は 70万円×勤続年数-600万円 |
※勤続年数1年未満の端数は切り上げます。
※障害者になったことにより退職した場合は、上記の金額に100万円を加算します。
(B)分離課税に係る所得割の税額は、退職所得の金額に、税率(市民税6%、県民税4%)を適用して計算しますが、当分の間は、そうして求められた税額から10%に相当する金額を控除するものとされています。
■税額計算の流れ
退職所得の金額 × 税率(市民税6%・県民税4%) = 税額(市民税額・県民税額)
(注)1 (ア) (イ)
税額(市民税額・県民税額) × 0.9 = 退職所得に対する住民税
(ア) (イ) (市民税額・県民税額)
(カ) (キ)
(注)1 退職所得の金額(収入金額から退職所得控除額を差し引いた後の金額に2分の1を乗じて得た額)に、千円未満の端数がある場合は、千円未満の金額を切り捨てます(退職所得の金額は、千円単位)。
2 市民税額(ア)、県民税額(イ)は端数処理を行いません。
3 退職所得に対する住民税[市民税額(カ)、県民税額(キ)]に、百円未満の端数がある場合は、それぞれ百円未満の端数を切り捨てます(退職所得に対する住民税は百円単位)。
■計算例
勤続年数25年1ヶ月で退職し、15,223,632円の退職手当等を受けた場合の分離課 税に係る所得割額の算出。
1 退職所得控除額の計算
800万円+70万円×6年=12,200,000円 又は
70万円×26年-600万円=12,200,000円
※勤続年数は1ヶ月を1年に切り上げるため、26年になります。
2 退職所得の金額
(15,223,632円-12,200,000円)×1/2=1,511,816円
1,511,816円 ⇒ 1,511,000円
※千円未満の端数は切り捨てます。
3 退職所得に係る所得割額
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市 民 税 |
県 民 税 |
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|---|---|---|
| 10%控除前の税額 |
1,511,000円×6% =90,660円(ア) |
1,511,000円×4% =60,440円(イ) |
| 10%控除後の金額 |
90,660円×0.9 =81,594円 |
60,440円×0.9 =54,396円 |
|
退職所得に対する住民税 (100円未満切捨て) |
81,594円⇒81,500円 (カ) |
54,396円⇒54,300円 (キ) |
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