駆除用薬剤の無償交付・噴霧器の貸出し制度
市では、道路側溝や排水路などから発生するユスリカ・どぶネズミ等を駆除するため、薬剤の無償交付と噴霧器の貸出しを行っています。
申請方法
●噴霧器の貸し出し制度
貸し出しは環境保全課分室となります。事前に電話予約のうえ、環境保全課分室にて申請してください。(印鑑持参)
連絡先
環境保全課分室(六和クリーンセンター内管理棟事務所 1階)
- 所在地:〒271-0041
松戸市七右衛門新田316-4
TEL 343-7923
※ 貸し出しの場所は右のアイコン
をクリックしてご覧ください(別ウィンドウで開きます)。
ユスリカとは
特徴
ユスリカとは、道路側溝や水路またはその付近の街灯などで集団で群をなして発生する蚊に似た昆虫です。
都市部で最も多く見られる種類がセスジユスリカというもので、体長は5mmから10mm位で色は緑色で全体的に弱々しい感じのする昆虫で、特徴としては蚊とは違い人を刺すといった吸血性はないが、不快害虫として各地で問題が生じており、アレルギーで悩む人も出てきています。
また、ユスリカの幼虫はアカムシと呼ばれ、鑑賞魚の餌や釣餌として利用されており、水域の川底で筒状の巣を作って生息しています。
発生時期
ユスリカの発生時期は3月頃から12月上旬頃までで、夏から秋の時期が一番多く発生します。
また、ユスリカの一生は下図のとおりで、これを年に7から8回繰り返し、実際の成虫の寿命は1週間程度です。
セスジユスリカの一生
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↓1日から2日 |
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発生場所
ユスリカの幼虫はほとんどが水生で、道路側溝や都市河川・下水処理場で多く生息し、水底や水中の基物上に巣を作り水中の酸素を取り込んで生活しています。
生息できる水質としては、人手が加わり有機物が多くなった水域に多く、あまり汚濁が進むと水中の酸素が欠乏し、浄化されていると有機物が無く生息できなくなります。
成虫は、水域の上やその付近の草むらや樹木・住宅の壁または街灯などに発生し、行動範囲は狭く水域から20~30m位までで広くても100m位までの距離で発生しています。
防除方法
▼幼虫対策
幼虫の駆除方法としては薬剤の散布が一般的であり、下記の薬剤を水和剤や乳剤の場合はそれを一定量の水量で薄めジョウロやバケツなどで一定時間かけて少量づつ水域へ流すもので、また粒剤の場合はそれを河川へ直接まく方法があります。
その他には、幼虫(アカムシ)を餌として捕食するコイやドジョウまたはヤゴを放流したり、側溝などを清掃しユスリカの巣を除去して流してしまう方法もあります。
ユスリカ幼虫駆除に使用する主な薬剤名
- DDVP,ザーテル,バイテックス,スミチオン,スミラブ粒剤 等
▼成虫対策
成虫の場合は飛翔分散するので幼虫対策より非効率的です。
駆除方法としては、発生源周辺の植物や護岸のコンクリート壁などに係留することが多いので、このような場所に噴霧器による散布や油剤の煙霧処理する方法があります。この時植物に殺虫剤を散布する場合は、防疫用でなく農薬(スミチオン等)を使用しないと植物に薬害が出る恐れがあります。
また、その他の防除方法としてハエ・蚊用のエアゾールや蚊取りマットなどを使用したり、屋内に進入することを防ぐために網戸(20メッシュ-0.93mm-以下のもの)を設置したりすることも有効です。
その他には、照明を蛍光灯や水銀灯でなく白熱灯や黄色系にすることで飛来数を減らすこともできます。
無償交付用薬剤について
薬品名
- バイテックス水性溶剤(フェンチオン5%) 5g/1袋×3袋入
使用方法
この殺虫剤は、成虫になって飛び立つ前に発生場所へ散布して幼虫・卵のうちに駆除し、発生を防ぐものです。
| ・粉末剤の場合 1袋(5g)をバケツ等(6L用)で溶かす。 |
→ | この溶液をジョウロ等の小穴の開いた容器に補充しながら、少量づつを30分から1時間位継続して上流から流す。 |
その他
- 河川には、ユスリカの幼虫や成虫を食べる生物が存在し生態系が成りたっています。このような自然環境を考慮し、適量の薬剤を使用し散布のし過ぎに注意しましょう。
- その他の注意点については、お渡しする説明書等をよくお読みください。
ネズミとは
特徴
ネズミは、都市の地下街や都市水路等に多く生息し、また家の中でも普通に見られるもので、屋内に生息しているものには他にクマネズミやハツカネズミという種類もおり、これらは食中毒や感染症の原因になるといった衛生的な問題や、家財道具や乳児を噛んでしまう問題などが起こっています。
ドブネズミ
体長22から26cm位で、毛色は背面が褐色で腹面が白色であり、屋外では側溝等の都市水路に多く生息し、屋内では床下や厨房・下水溝等で活動しています。
クマネズミ
ドブネズミよりやや小さく体長15cmから23cm位で、屋外では森林地帯において樹木生活をしており、屋内では天井裏など比較的高い場所に生息し、その他でも壁の中・机の引き出しまたはビル内でも見られます。
ハツカネズミ
体長6から9cm位で、畑地やその周辺にすみ、秋から冬にかけて農家や納屋などに侵入し、都市部でも人家やビルに生息するほか、港湾地帯の倉庫内でも多く見つかっています。
発生時期
発生時期は一年中活動していますが、春から秋にかけて野外に農作物などの食物がある間は、土中に穴を掘って屋外にすみ、冬期になって餌がなくなると屋内に侵入し、また、温度変化にも比較的敏感で、温かい場所へ移動する傾向があります。
活動する時間帯は、人間の活動しない時間帯に合わせて活動し夜間が最も活発であります。したがって、人の活動していない場所では、昼間でも活動していることが多くあります。
習性
ネズミが生活するには、餌があること、巣が作れること、巣から餌場までの通路があることがあげられ、非常に環境適応力が強く人間の今日まで行ってきた環境の変化に十分適応しており、複雑な都市構造物の中でも生息していないところはないといってもいいくらいであります。
食性
餌に対する好みは主として臭いと味の組み合わせによっており、植物性のものでは穀類・芋類、動物性のものでは煮干・チーズなどで甘味にも強い嗜好性を示しますが、ドブネズミは雑食性であり人間の食べるものならほとんど何でも食べます。
巣と隠れ場所
ネズミが住みつくには巣と隠れ場所が必要であり、巣の材料として紙・布・わら・ビニール・ゴムなどが使われ、クマネズミは屋内の比較的高い部分やビル内では二重壁の空間など作り、ドブネズミは水分の多い地面に近い部分、あるいは土中に営巣します。
通路
多くのネズミは一般に行動するための通路が一定しています。このような場所では、体脂と体についた汚れによって通路上が黒光りしたり、糞や尿などが残っていたりします。
防除方法
ネズミを駆除するにはただいきなり行うのではなく、餌場・巣・通路等を調べ、そこに対する対策をとることが望ましく、ここでは3種類の方法を説明します。
▼化学的方法
殺鼠剤や忌避剤などの薬剤をネズミが出没する場所に仕掛け駆除する方法です。
殺鼠剤
この薬剤は血液擬固阻止作用があり、これを食べると体内の皮下組織等で出血が起こり死に至るものです。クマリン系のもので7から10日、急性毒のもので2から3日連続して配置します。また、喫食性を高めるため薬に食用油やビスケット粉などネズミの好みそうなものをまぶしたり、混合するとよいでしょう。そして、死亡したネズミの死骸は人目ある場所とは限らず、特に夏期は死骸が腐食しウジ等の発生の原因にもなりますので、作業後はその処理を忘れないようにしましょう。
忌避剤
この薬剤は本来殺すものでなく、寄りつかなくさせるものであり、食害防止という点では価値があるものです。この目的のために利用されている薬剤は少なく、シクロヘキシイミドが代表的であります。
▼物理的方法
はじきなわや生捕りかごなどの器具を使って補殺・捕獲する方法で、ネズミの通りそうな壁に沿った通路や調度品のかげ、暗い場所に設置する方法です。
▼環境的方法
ネズミが住みにくい環境をつくる方法で、次のような例があります。
- 食べ残しは、ふた付きの容器に入れたり、未使用の材料は戸棚に整理しておくなど食品の管理をよくし、ネズミが摂取できないようにしておく。
- 通路になるような不必要な隙間をふさいだり、侵入孔になるそうな場所には、適当な処理をする。
- 巣の材料になりそうな布・紙・ビニール類・わらなどの始末をよくし、調度品と壁との隙間のような、ネズミが住みつく可能性のある空間は作らないようにする。
無償交付用薬剤について
薬品名
- ワルファリンを主成分とした殺鼠剤(防水型)
使用方法
側溝や台所・天井裏などのネズミが出没する場所に1週間位毎日設置し、薬がなくなれば補充し、食べなくなるまで毎日繰り返してください。
※幼児やペットが誤食しないように設置場所には注意してください。





