放射線被ばくの基礎知識(妊娠中の方、小さなお子さんをお持ちの方へ)
放射線被ばくについての基礎知識
原発から、風や雨によって運ばれてきた放射性物質の「種類と量」が問題となります。放射性物質には、すぐに力が弱まるものと、なかなか力が弱くならないものがあります(半減期の短いものの代表例がヨウ素131(半減期8日)、長いものの代表例がセシウム137(半減期30年)です)。
いま問題になっているのは、3月15日以降、地面や建物に降り積もった放射性物質についてです。体内に放射性物質をできるだけ取り込まないようにすることが大切です。
妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんの放射線について
|
厚生労働省では、妊娠中の方、小さなお子さんをもつお母さんの放射線へのご心配について次のようにお伝えしております。 質問1
|
![]() |
答え1
- 避難指示や屋内退避指示が出ているエリア外で、放射線がおなかの中の赤ちゃんに影響をおよぼすことは、まず、考えられません。
また、国や自治体から指示がない限りは、妊娠中だからという理由で特別な対処が必要、ということはありません。
質問2
- 赤ちゃんの、食べものや飲みものが心配です。
答え2
- 水道水や、お店にならぶものは「影響を受けやすい乳児が口にしても安全であること」を考えた基準によって管理されています。
- 母乳への影響も同様です。母乳育児には、赤ちゃんの栄養面などで多くの利点がありますので、母乳を飲ませていた方は、今までどおり、飲ませてあげてください。
質問3
- 水道水は本当に安全なの?
答え3
- 日本の水道水は、影響を受けやすい乳児でも安心して飲めるよう、安全を考えて管理されています。
国や自治体から指示がない限り、水道水は、妊娠中の方や授乳中の方、小さなお子さんにとって安全です。
関連リンク
質問4
- 子どもを、外で遊ばせても大丈夫なの?
答え4
- 避難指示や屋内退避指示が出ている地域以外で、これまでに認められた放射線量は、わずかな値です。
お子さんにとっては、外で遊べないことはストレスにもつながります。
|
|
質問5
答え5
|
質問6
- 野菜や牛乳などの食べものは、安全なの?
答え6
- 食べものに含まれる放射性物質については、安全のための規制が行われています。この規制に基づいた検査が行われ、結果が公表されています。
それでも、色々な面でご心配な方もいらっしゃると思います。
次のような点を参考にしていただければ、より安全ではないかと思います。
参考
1 外での生活について |
|
(文部科学省) |
![]() |
2 食生活について
|
|
3 水道水の健康影響について(平成23年3月23日 日本産科婦人科学会)
水道水を利用できる場合には、それらを飲用することをお勧めします。しかし、どうしても気になる場合、特に妊娠中は、脱水に注意する必要があります。したがって、のどがかわいた場合は決してがまんせず、水分を取る必要があります。のどがかわいた場合には、スポーツドリンク、ミネラルウォーター(軟水のもの)、ジュース、牛乳などがお勧めです。
質問1
答え1
質問2
答え2
質問3
答え3
(2011年3月24日) 日本医学放射線学会理事長・杉村和朗、放射線防護委員会委員長・中村仁信、同委員・大野和子 |
|
|
|
4.母乳について
|
![]() |












