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各局・診療科のご案内

呼吸器外科

 呼吸器外科 外来担当医表

渋谷部長
呼吸器外科部長
渋谷 潔

呼吸器外科 について

当院の基本理念に基づいた、呼吸器外科の専門的医療を推進します。
当院は、呼吸器外科専門医合同委員会認定修練施設・日本呼吸器外科学会指導医制度認定施設・日本呼吸器学会認定施設・日本臨床腫瘍学会認定研修施設・日本がん治療認定医機構認定研修施設として認定されております。
なお、当院は地域がん診療連携拠点病院に指定されて、より良いがん診療を目指しています。

肺癌の早期診断に向けての取り組み “早期肺癌は見逃さない”

呼吸器疾患の診断・治療には、気管支鏡が必要です。一般の白色光を用いた気管支ビデオスコープに加えて、われわれは特殊な光としての蛍光観察 Auto fluorescence imaging (AFI) と狭帯域光観察 Narrow band imaging (NBI) を用いた画像強調観察を行い、白色光気管支鏡単独では発見不可能な肺門部早期肺癌や前癌性病変など微小な気管支病変の早期発見を可能にしています。更に今後、内視鏡下での細胞レベルの観察が可能な顕微鏡観察を内視鏡に導入するべく光学顕微鏡技術を応用した Endo-Cytoscopy System を用いた細胞レベルの観察も開始します。これらの気管支鏡で発見された肺癌は、気管支鏡を使った体に優しい光線力学的治療(PDT)が可能でほとんどの方が治癒します。

肺癌、転移性肺腫瘍、縦隔腫瘍をはじめとした胸部悪性腫瘍に対する診断外科的治療をエビデンス(臨床的な証拠/実績)に基づいて行います。早期の肺癌に対しては積極的に胸腔鏡を併用し、小さな創で手術を行うことにより、術後の生活の質の向上、疼痛軽減に努めています。

肺良性腫瘍や未確定診断の肺内結節影に対して、胸腔鏡下手術(肺部分切除など)を行い、診断が遅延しないように努めると共に、無駄な侵襲をさけるようにしています。診断に難渋する胸腔内病変(胸膜疾患など)に対しても、胸腔下生検を行っています。

自然気胸に対する治療は、基本的には胸腔下手術とし、クリティカルパスというスケジュールを基に治療計画をたて、入院期間はおおよそ5~7日程度です。術後の疼痛も少なく、早期の社会復帰が得られています。巨大気腫性肺嚢胞に対しても積極的に手術に取り組み、良好な成績を得ています。

  • 重症筋無気力症に対する治療の一環として、神経内科と連携し、拡大胸腺摘除術を行っています。
  • 胸壁・胸膜腫瘍、胸部外傷膿胸など、その他の胸部疾患に対して、適宜、適切な対応を目指しています。
  • 縦隔病変に対する縦隔鏡検査、気管支、肺病変に対する気管支検査、CTガイド針生検も行います。
  • 気管・気管支内病変に対し、気管支鏡的治療(ステント留置など)を行います。
  • 肺癌の告知/診断の時期から、疼痛などの苦痛緩和を行い、QOL(生活の質)を維持するよう努めています。
  • 呼吸器疾患や循環器疾患を有する患者さんだけでなく、なかなか禁煙できない方々へ、禁煙指導/アドバイスを適宜行います。
  • 千葉大学との共同研究や、千葉県における呼吸器外科カンファレンスを通して、呼吸器外科専門医を中心に症例検討、手術手技研究を行い、最新、最善の呼吸器外科的治療を目指しています。
  • 内科(呼吸器)とのカンファレンスや、密接な連携によりまた、病理医をまじえた腫瘍カンファレンスにより、総合的な呼吸器疾患治療を目指しています。

H16年/17年/18年/19年/20年の手術例

以下、平成16年症例数/平成17年症例数/平成18年症例数/平成19年症例数/平成20年症例数で表します。(一部重複あり)

  • 全身麻酔手術例:122例/118例/117例/98例/114例
  • 肺癌:32例/23例/18例/22例/22例
  • 転移性肺腫瘍:5例/5例/5例/8例/14例
  • 気管悪性腫瘍(気管管状切除):0例/0例/2例/0例/0例
  • 肺良性腫瘍:1例/1例/1例/2例/0例
  • 気胸・気腫性肺嚢胞:46例/48例/68例/43例/53例
  • 膿胸・胸膜炎・縦隔炎:11例/8例/6例/8例/5例
  • 感染症肺疾患:2例(H17年)/1例(H18年)/1例(H19年)/0例(H20年)
  • 胸膜生検:5例/2例/1例/1例/0例
  • 肺生検(確定診断目的):4例/2例/3例/2例/0例
  • 胸壁腫瘍:1例/1例/2例/3例/0例
  • 縦隔鏡下リンパ節生検:1例/4例/1例/0例/0例
  • 食道疾患関連:1例/0例/0例/0例/0例
  • 悪性胸膜中皮腫:1例/0例/0例/0例/0例
  • 縦隔腫瘍:16例/5例/5例/9例/5例
  • 重症筋無力症(拡大胸腺摘除例):5例/1例/1例/0例/3例
  • ロート胸:1例/0例/0例/0例/0例
  • レーザー照射等による気道開大:0例/3例/2例/0例/1例
  • 気管支異物除去:1例/0例/1例/0例/1例

スタッフ紹介

常勤医4人

渋谷 潔(部長、S61年卒)
専門分野:呼吸器外科一般/臨床腫瘍学/特殊気管支鏡を用いた肺癌早期診断と治療/呼吸器細胞診

資格:日本外科学会指導医・専門医・認定医/日本胸部外科学会指導医・認定医/呼吸器外科専門医/日本呼吸器外科学会指導医/日本呼吸器内視鏡学会指導医・専門医/日本臨床細胞学会細胞診専門医/日本レーザー医学会レーザー専門医・指導医/日本がん治療認定医機構暫定教育医

高野 浩昌(副部長、S63年卒)
専門分野:呼吸器外科一般/気管支鏡/細胞診/肺癌/検診

資格:呼吸器外科専門医/外科専門医/気管支鏡専門医/細胞診専門医

岡田 直

岩井 直路(東松戸病院長兼市立病院理事、S57年卒)
専門分野:呼吸器外科一般(肺癌外科)/気管支鏡/臨床腫瘍学/緩和ケア
禁煙指導

資格:日本がん治療認定医機構がん治療認定医・暫定教育医/呼吸器外科専門医/日本呼吸器外科学会指導医・評議員/日本呼吸器学会指導医・専門医/日本臨床腫瘍学会暫定指導医/日本胸部外科学会認定医・正会員/日本外科学会認定医・外科専門医/臨床修練指導医(厚生労働省認定)/日本緩和医療学会暫定指導医