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各局・診療科のご案内

泌尿器科

 泌尿器科 外来担当医表

北川部長
泌尿器科部長
北川 憲一

泌尿器科 について

泌尿器科では、おもに腎臓、尿管、膀胱、尿道等の尿路の疾患および男性の生殖器(前立腺、精巣等)の疾患の診断、治療を担当しています。当科では、一般泌尿器の他に泌尿器腫瘍の手術、化学療法に積極的に取り組んでいます。

外来診療

月曜から金曜日まで、5日間毎日新患、再来を受け付けております。腎臓、膀胱の超音波検査、膀胱の内視鏡検査等も外来にて施行しています。

<対象となる代表的な疾患について>

■ 尿潜血(顕微鏡的血尿)

  • 検診などで指摘され多数の患者さんが受診します。一般尿検査、尿細胞診検査の他に超音波を行っています。その他、レントゲン検査、膀胱の内視鏡検査等が必要となることもあります。精密検査の結果、治療を必要とする泌尿器科疾患が発見されるのは10%以下です。また、蛋白尿を合併する場合は腎炎等の可能性があり、腎臓内科での検査が必要になります。

■ 尿路感染症(膀胱炎、腎盂腎炎等)

  • 女性に多く、抗生剤の内服治療が主体ですが、腎盂腎炎は高熱を伴うこともあり、入院での点滴が必要となる場合もあります。

■ 尿路結石症(腎結石、尿管結石等)

  • 一般に、強い痛みの発作で発症することが多く、鎮痛処置が優先されます。入院点滴が必要な場合もあります。治療については、体外衝撃波による結石破砕(ESWL)が必要な場合は他施設への紹介を行っております。

■ 前立腺肥大症

  • 60歳以上(男性)の方の多く、排尿困難、夜間頻尿、残尿感等の症状を伴います。内服治療が有効ですが、症状の強い場合、残尿が多い場合等には手術が必要になります。また、前立腺癌との鑑別のため、採血にて前立腺特異抗原(PSA)の検査が重要です。PSAが高値の場合、前立腺針生検が必要になります。

■ 神経因性膀胱、尿失禁

  • 脳血管障害、脊髄疾患、糖尿病による末梢神経障害等の神経の障害が原因で起こる排尿障害を神経因性膀胱といいます。残尿の状態により、薬物治療の他、間歇的自己導尿の指導、管理を行っています。また、女性の尿失禁等も薬物治療を主体に治療を行っています。

■ 泌尿器腫瘍

  • 腎癌、腎盂尿管癌、膀胱癌、前立腺癌、精巣腫瘍等が代表的です。血尿、疼痛、排尿障害等の症状で受診されるのが一般的ですが、自覚症状を伴わない場合も多く、人間ドック、検診等で異常を指摘されて受診されることも珍しくありません。外来での超音波検査、レントゲン検査、内視鏡検査等に引き続き、入院での手術を主体とした治療を行っています。その後の外来通院の治療としては、膀胱癌に対する抗癌剤やBCGの膀胱内注入療法、腎癌に対するインターフェロン等の免疫療法、前立腺癌に対する内分泌療法等を施行しています。

入院診療

病床数は11床(1号館、3階東病棟)で、週2回、火曜日と木曜日が手術日です。手術内容は、泌尿器腫瘍および前立腺肥大症に関連するものが多く、週5件(年間およそ250件)の手術を行っています。治療にあたっては、十分な病状および治療内容の説明を行い、いくつかの選択肢がある場合、可能な限り科学的根拠に基づいたデータをお示しして、患者さんおよび御家族にご理解いただきやすい説明をと心がけています。

<代表的な疾患について>

■ 前立腺癌

  • 自覚症状は、前立腺肥大症と同様に排尿障害が主ですが、採血での前立腺特異抗原(PSA)検査の異常で疑われます。超音波ガイド下8箇所の針生検を施行し、病理組織検査にて確定診断をつけます。病状により、手術(前立腺全摘出術)、放射線療法、内分泌療法等を施行しています。

■ 膀胱癌

  • 血尿を伴うことが多く、膀胱の内視鏡検査で診断されます。病状により内視鏡手術(経尿道的切除術)、膀胱全摘出術が施行されます。手術以外には、BCG膀胱内注入療法、化学療法、放射線療法等を施行しています。

■ 腎癌

  • 自覚症状を伴わずに、超音波、CT検査等で発見される場合も多くなっています。手術療法(根治的腎摘出術)が一般的です。手術以外には、インターフェロン等の免疫療法を施行しています。

■ 精巣腫瘍

  • 20歳代の若い男性に好発する疾患です。痛みを伴わない精巣の腫大が一般的です。精巣摘出手術の後、病状に応じて、経過観察のみ、あるいは放射線療法、化学療法等が追加されます。精巣腫瘍は、化学療法が効きやすく進行例でも7-8割近い治癒が期待できる疾患ですが、やはり早期に発見する事が重要で、自覚症状があれば躊躇せずに受診されることをお勧めします。

■ 前立腺肥大症

  • 最近では、薬物療法(α遮断剤等)が有効な場合も多く、以前より手術件数は減少傾向です。しかし、自覚症状が強い場合、残尿が多い場合等には手術の適応になります。腰椎麻酔下に行う内視鏡手術(経尿道的切除術)が一般的です。

以上の手術の他にも、尿路閉塞に伴う腎不全(腎後性腎不全)に対する尿管ステント留置、経皮的腎ろう造設術等の緊急処置にも随時対応しています。

スタッフ紹介

常勤医2人
非常勤3人

北川 憲一(部長、S60年卒)
専門分野:泌尿器科一般

資格:日本泌尿器科学会専門医/日本泌尿器科学会指導医

小林 洋二郎(医長、H2年卒)
専門分野:泌尿器科一般

資格:日本泌尿器科学会専門医/日本泌尿器科学会指導医

窪田 徹矢(非常勤)
専門分野:泌尿器科一般

川名 庸子(非常勤)
専門分野:泌尿器科一般

資格:日本泌尿器科学会専門医/日本泌尿器科学会指導医

眞鍋 文雄(非常勤)
専門分野:泌尿器科一般/前立腺肥大症手術

資格:日本泌尿器科学会専門医/日本泌尿器科学会指導医