このページの先頭です
このページの本文へ移動

市長室から

令和6年4月の公務の様子

百年後のみどりを育てる(広報まつど5月1日号)

 数少なくなった森を市民が守っていこうという『里やまボランティア』活動が市内18か所で行われています。個人宅や事業所が手入れをしている庭などを一定期間公開する「オープンガーデン」は各地で行われていますが、それをヒントに松戸市で始まったイベントが『オープンフォレスト』です。松戸市が元祖です。今年で12回目を迎え、この活動が評価されて『ちば里山大賞』をいただいたこともあります。森では、面白い形に伸びた木の枝やざらざらした木肌の違いを見つけられるなど、自然が作る新しい発見と驚きがあります。ぜひ、お子さんと一緒に森で楽しい一日を過ごしてください。
 
 『HbA1c(ヘモグロビンエーワンシー)検査』を市内の一部の薬局で、しかも無料でできるようになります。これは糖尿病かどうかを判定する血液検査の一種で、健康診断の項目に入っている検査項目ですが、なかなか健診に行けない人が多い中で、少なくても糖尿病の恐れがあるかどうかの検査を簡易にできるようにしたものです。薬局で検査が無料でできるのは、全国的にも珍しい取り組みです。ぜひ薬局で検査しましょう(詳細は8面または市ホームページで)。

 多くの市が海外の市と複数の姉妹都市提携をしている中で、松戸市は唯一オーストラリアのホワイトホース市とだけ姉妹都市提携をしています。昭和33年、第五中学校の女子生徒がオーストラリア大使館に『ユーカリの種をください』と手紙を出したことがきっかけです。昭和46年に姉妹都市提携をした5月12日を平成14年に「グリーン・ツリー・デー(樹の日)」と定め、ホワイトホース市と市内の公園や小学校において記念の植樹をするほか、大画面をインターネットでつなげて両市の市長・小学生が参加し交流を図っています。オーストラリア・ビクトリア州の自治体の中では、ホワイトホース市と松戸市の姉妹都市関係が最も長く続いているそうです。これからもこの関係を続けていきましょう。
 

松戸市長 本郷谷 健次

関連リンク

過去の「Go!Go!本郷谷」一覧

本文ここまで